グレタ・ガーウィグ版『ナルニア国物語』、配信前に米IMAXで限定公開へ

『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督が、Netflixとタッグを組んでC・S・ルイスの小説「ナルニア国物語」を映画化する『Narnia（原題）』が、Netflixでの配信前にアメリカのIMAXで上映されることが分かった。

「Variety」誌によると、Imaxが「『Narnia』はNetflixでのデビュー前に、全国のIMAXで2週間にわたって独占公開されます。現在のところ、2026年の感謝祭の日に公開予定で、Netflixでは同年のクリスマスに配信開始予定です」と発表したという。

Netflixは、基本的に自社のオリジナル作品は自社のプラットフォームでデビューさせることを好む傾向にある。2022年の『ナイブズ・アウト：グラス・オニオン』は例外だった作品で、600以上の劇場で1週間独占公開された。

映画ファンは、グレタ・ガーウィグ版『ナルニア国物語』がIMAXで限定公開されることに、「IMAXで上映してくれるのなら観に行かなくちゃ！」「感謝祭に？　最高のタイミングじゃないか」「Netflixもやっと劇場公開の重要性に気付いてくれたんだね」「2026年の楽しみなことの一つになった」と喜びの声を上げている。

「ナルニア国物語」は2005年、小説の1作目をアンドリュー・アダムソン監督が『ナルニア国物語／第1章：ライオンと魔女』として映画化し大ヒットした過去がある。2008年には、同監督が『ナルニア国物語／第2章：カスピアン王子の角笛』を、2010年にはマイケル・アプテッド監督が『ナルニア国物語／第3章：アスラン王と魔法の島』のメガホンを取り、三部作となった。