「鳥肌」「サプライズすぎ」新たなキャストの登場に驚きの声…「御上先生」第2話

松坂桃李が主演を務める日曜劇場「御上先生」第2話が1月26日に放送された。衝撃の事実と新たなキャストの登場に「鳥肌」「サプライズすぎ」などの声が上がっている。

本作は、子どもが生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という、一見、別次元にあるこの2つを中心に描く。未来を夢見る子どもたちが大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に1人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。

松坂桃李演じる東大卒のエリート・御上孝は、とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になったが、現実はほど遠いものだと気づく。制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と自ら教壇に立つ。制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる官僚教師が、高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。

御上が赴任する隣徳学院の理事長・古代真秀を北村一輝、3年2組の副担任・是枝文香を吉岡里帆、3年の学年主任・溝端完を迫田孝也、保健室で生徒や教師たちの心のケアを行う養護教諭・一色真由美を臼田あさ美がそれぞれ演じる。そして、御上の上司で、文科省初等中等教育局局長・塚田幸村役に及川光博、文科省の同期・槙野恭介役に岡田将生、文科省の後輩・津吹隼人役に櫻井海音が出演するほか、常盤貴子、林泰文ら豪華キャストが出演。さらに、生徒役を演じる奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流、夏生大湖、山下幸輝ら若手俳優にも注目が集まっている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

報道部の神崎（奥平）は、御上（松坂）から、試験会場で起きた殺人事件と自分がリークした不倫記事に関係があるとしたら？と言われたことが気になっていた。隣徳学院を辞めた冴島（常盤）に会いに行くが、話すことはないと追い返されてしまう。それでも神崎は諦めず、「とにかく話をさせてください、お願いします」と頭を下げると、冴島はここでは困ると言い、人目のつかない場所へ向かう。

隣徳学園を辞めることになったのは自分の記事のせいかと問う神崎に対し、冴島は溢れそうなコップに一滴を落としただけだと伝えた。そして「これから何があってもあなたのせいじゃないから」「もう絶対に来てはダメ」と言い、冴島は立ち去る。翌朝、マスコミが隣徳学園へ詰めかける。国家公務員採用総合職試験の会場で殺人事件を起こした犯人・真山弓弦が冴島の子であること、そして冴島は不倫を生徒にスクープされたからではないかと説明を求める記者の声を聞いた神崎は、呆然と立ち尽くす…というのが第2話のストーリー。

衝撃の事実が明らかになり生徒らが動揺する中、「ただ気を付けてくださいじゃすまない」「クラス全員で話をした方が良い」という生徒らの言葉をきっかけに、御上は神崎の記事について生徒たちに討論させる。1話の冒頭の事件と冴島の記事がつながり、SNSには「やはり母親か」「御上先生が言ってたバタフライエフェクトってそういうことだったか」という声が上がる一方で「誰がリークしたんだ」といった声も…。

御上は「ハゲワシと少女」の写真を見せ、この写真をキッカケに起こったことについて神崎に意見を求める。「シャッターをおさなければ誰にも届かない貧困だった」と自分の信念を話しながらも、冴島の写真を撮った時の自分は「冴島先生を食おうとするハゲワシを見ようとしなかった」といい、「俺は絶対それを捕まえる」と強く答える。御上は「そうだね」と神崎に伝え、生徒らに「ありがとう、良い意見交換でした」と頭を下げた。緊迫したシーンにSNSでは「いいクラス」「スゴいな、このドラマ」「全部が意味深」といった声で溢れた。

ラストでは林泰文演じる中岡壮馬が登場し、「怪しい人がまた増えた」「中岡さん疑わしい」という声があがったほか、第2話では新たなキャストも解禁。冴島と神崎が話した後、何かを拾う青年の姿が映し出される形で高橋恭平が登場し「恭平くん出てきた」「サプライズすぎ」と驚きの声が上がる。さらにエンディングが流れる中、御上が東京拘置所で面会するシーンになり、真山結弦を演じる堀田真由が登場。これまでフード姿と名前のみで性別が明かされていなかった中での堀田の登場に「ええええ！」「男だと思ってた」「先入観ってこわい」「鳥肌」といった声が上がっている。

【第3話あらすじ】

殺人犯・真山弓弦（堀田真由）に面会した御上（松坂桃李）は、事件がこの世に及ぼした影響について語る。御上はなぜ真山のもとを訪れたのか。一方で、神崎（奥平大兼）は自分が書いた記事の真実を知るために冴島（常盤貴子）に食い下がるのだが…。

御上の存在が3年2組を徐々に突き動かしていくのだが、反発も当然生まれていく。対して御上はどのように生徒を導いていくのだろうか。そして、ついに御上の過去が明かされる。御上の前に度々現れる謎の青年の正体とは。

「御上先生」は毎週日曜日21時～TBSにて放送中。