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照屋年之監督&松田るか、万雷の拍手に感激 沖縄で大ヒット中『かなさんどー』が東京でお披露目

cinemacafe.net / 2025年2月7日 23時4分

「ガレッジセール」ゴリこと照屋年之が監督した長編最新作『かなさんどー』が2月7日(金)、都内で行われた試写会にてお披露目。上映後には、照屋監督と主演・松田るかが舞台挨拶に立ち、客席から巻き起こった万雷の拍手に感激していた。


『洗骨』で映画監督としても注目を集めた照屋監督が脚本も手がけ、沖縄を舞台に独自の死生観と笑いを交えながら、親子と夫婦の愛おしさを描いた。長編としては、6年ぶりの新作で、完成したのは約2年前。先行上映中の沖縄で、すでに大ヒットを記録しており、東京でのお披露目に「ようやく皆さんに見ていただき、ホッとしている。皆さんの拍手が聞こえたので、満足していただけて、うれしく思っています」と安どの表情を見せた。


照屋年之監督

『賭ケグルイ』シリーズなどで知られる松田が演じる主人公の赤嶺美花は、認知症の父・悟(浅野忠信)の余命がわずかだとの知らせを受け、7年ぶりに故郷・沖縄県伊江島に帰ってくるという役どころ。母・町子(堀内敬子)の死をきっかけに、父に対して心を閉ざしていたが、母が遺した日記を見つけ、若き日の父と母だけが知る愛おしい秘密を知る。


松田自身も沖縄出身で、現場では母親役の堀内の方言指導も買って出たそうで「よく台本を読みながら、『るかちゃん、これってどんなイントネーションなの?』と質問くださったり」とふり返る。ちなみに、浅野の方言指導は、照屋監督自ら行ったといい「浅野さん、気を抜くと、北に行きたがって(笑)、どんどん東北なまりになっていた」と、笑いを交えて、現場の様子を明かしていた。


松田るか

タイトルの『かなさんどー』は、沖縄の方言で「愛おしい」という意味。照屋監督は、「死を前にした父親と娘の確執を通して、素敵な許しと見送り方を表現したかった」と、タイトルに込めた思いを語り、「僕自身、辛いときはエンタメに救われてきた。僕も映画を作って、皆さんの背中をちょっと押してあげられれば」と映画に対する真摯な姿勢を示した。


また、松田は「ご覧になった皆さんは、きっと近しい人の顔が思い浮かんだはず。ぜひ『かなさんどー』って直接愛を伝える機会になれば」と話していた。


『かなさんどー』は沖縄にて先行公開中、2月21日(金)より全国にて公開。



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