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知性と度胸で難題に立ち向かう!いま注目、異色の女性弁護士が活躍する韓国ドラマ3選

cinemacafe.net / 2025年2月11日 12時0分

「イカゲーム」のようなサバイバルスリラーから、「トラウマコード」のような本格メディカルドラマ、「涙の女王」のようなラブロマンスなど、多彩なジャンルで見応えのある韓国ドラマ。


今回注目したいのは、その知性と度胸で様々な難題に立ち向かう、異色ながらも頼りがいのある女性弁護士が登場するドラマ。おすすめの3作品を紹介する。


●カリスマ離婚弁護士×新人弁護士「グッド・パートナー~離婚の悩み解決します~」


情に厚く、実直で思いやりのある新人弁護士ハン・ユリと、“天職”のように離婚訴訟を専門とするスター弁護士チャ・ウンギョン、正反対の女性弁護士が織りなすリーガルヒューマンドラマ。


離婚チームに配属されたハン・ユリ(ナム・ジヒョン)は“依頼人の利益が最優先”のチャ・ウンギョン(チャン・ナラ)のやり方についていけず、早くも退職を考えていたところ、ウンギョンの夫キム・ジサン(チ・スンヒョン)の不倫を目撃。やがてウンギョンは、世間が注目する自身の離婚訴訟でユリを代理人に選ぶ。


実際の離婚専門弁護士チェ・ユナが脚本を執筆しただけあり、ときに大いにこじれる夫婦の離婚、根強い家父長主義と女性蔑視は観る者の共感を呼ぶ。


日本の朝ドラ「虎に翼」のようにガラスの天井を打ち破ってきた女性弁護士で、不倫の屈辱さえも押し殺すウンギョン、ウンギョンの教えを生かしながら成長していくユリは実はいいコンビ。韓国でも高視聴率を獲得し、チャン・ナラは「2024 SBS 演技大賞」大賞に輝いた。


「グッド・パートナー~離婚の悩み解決します~」はLeminoにて独占配信中(全32話 ※1話約30分)。


●話題沸騰中、時代劇の弁護人「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」


時代劇「オク氏夫人伝-偽りの身分 真実の人生-」の主人公は、朝鮮王朝時代、外知部(ウェジブ/裁判・訴訟の際の弁護人)として貴賤関係なく、困っている人々や地域のために奔走したオク・テヨン。奴婢のクドクが仕えていた両班(官僚、朝鮮王朝の支配階級)から酷い虐待を受けて逃亡し、良家の令嬢オク・テヨンに“生まれ変わった”。


「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」で大きな注目を集め、チョン・ドヨン主演の映画『リボルバー』(2月28日公開)での演技が国内外で絶賛されているイム・ジヨンが、今作でも卓越した演技力を披露。使用人から高貴な女性へ、その変化と、英知に長け、両班を前にしても決してひるまない凛としたオク・テヨンは新たなハマリ役に。


正体がバレてしまえば、全てを失う…。そんな命がけの秘密がありながらも、外知部オク・テヨンの献身や人徳が次第に周囲を変え、運命まで変えていくストーリーは圧巻のひと言。


何より今作の発見は、「トラウマコード」の好演でも人気爆上がり中の注目俳優チュ・ヨンウ。朝鮮最高の芸人チョン・スンフィを優雅かつコミカルに演じ、ある事情を抱えたオク・テヨンの夫ソン・ユンギョムとの一人二役を見事にやり遂げた。


「オク氏夫人伝-偽りの身分 真実の人生-」はU-NEXTにて独占配信中(全16話)。


●沼落ちバディにシスターフッドも「ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-」


「トリガー ニュースの裏側」も話題のキム・ヘス、「トラウマコード」「照明店の客人たち」、さらに映画『プロジェクト・サイレンス』(2月28日公開)など走り続けるチュ・ジフンが共演した2020年の“サイダー”(痛快)リーガルドラマ。


有力者をクライアントに持つ2人の弁護士が、生き馬の目を抜く法曹界での生き残りをかけて闘志を燃やす。そのためなら、相手を蹴落とすことも、手段もいとわない。


勝つためなら手段を選ばない弁護士チョン・グムジャ(キム・ヘス)は根本に虐待の傷があり、胸の内にたぎる雑草魂の原動力となっている。法曹一家に生まれたエリート弁護士ユン・ヒジェ(チュ・ジフン)と恋人から始まり、ライバルとなり、沼落ちバディとなっていく大人の関係性には注目。


さらにグムジャの情熱、執念が周囲に伝播し、チームをひとつにしていくのも見どころで、弁護士事務所「忠」の秘書イ・ジウン(オ・ギョンファ)とのシスターフッドも胸熱。“捕食”弁護士集団が行き着く、その先が実に痛快だ。


「ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-」はNetflixにて独占配信中(全16話)。


このほかにも、パク・ウンビンが自閉スペクトラム症の弁護士を好演し大ブレイクした「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(Netflix配信中)や、弁護士ではないが、パク・シネの“悪魔な裁判官”ぶりが人気となった「悪魔なカノジョは裁判官」(ディズニープラスで配信中)、チョン・リョウォン演じる「女性・児童被害対策部」の女性検事が性犯罪の裁判に挑む2017年の「魔女の法廷」(U-NEXTなどで配信中)など、いずれも社会的弱者と痛みを分かち、権力や社会構造に一石を投じる作品となっている。


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