『名探偵ピカチュウ』テスト版ではデッドプールの音声が使われていた!ライアン・レイノルズ単独インタビュー

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年5月2日 19時32分

来日したライアン・レイノルズ

 ハリウッド実写映画『名探偵ピカチュウ』で人間の言葉でしゃべりまくる、自称“名探偵”のピカチュウを演じたライアン・レイノルズが来日。かわいいのに中身はおっさんなピカチュウを声だけでなくモーション・キャプチャーやフェイシャル・キャプチャーを駆使して演じた孤独なエピソードや、かわいく「ピカピカ♪」と言うコツ、そして2人の娘たちについてもユーモラスに語った。(編集部・市川遥)

知らぬ間に行われていたオーディション

Q:『名探偵ピカチュウ』に参加することになった経緯は?

僕は後でこのことを知ったんだけど、製作陣はCGIの素晴らしいピカチュウを作って、何人かの俳優の声を仮当てして試してみていたんだ。どのように見えるか、どのように聞こえるかを確かめるために。どういうわけか、彼らは僕の声を試してみて、「これがピカチュウだ!」となったそうなんだ(笑)。これまでで一番無理強いされることのないオーディションだったよ。だって、僕はオーディションされていたことなんて知らなかったわけだから(笑)。

それでオファーをくれて、脚本を読み……こうしたハイコンセプトな作品の脚本を読む時に僕がするのは、そのコンセプトを取り除いてみて、ストーリー自体がうまくいっているかを確認すること。だから僕は「もしポケモンを取り除いたとしてうまくいくのか?」と考えたんだけど、本作はとてもうまくいっていた。愛と喪失という普遍的なテーマを扱っていて、ミステリーといった僕が好きなものがある。だから参加することにした。最高だよ。

Q:製作陣が使ったのは『デッドプール』でのあなたの声だったんでしょうか?

彼らは『デッドプール』第1弾のセリフをピカチュウに当てていた。だけど、それが驚くほどうまくいっていたんだよ(笑)。さすがに放送禁止用語以外でやっていたけどね。

名探偵ピカチュウはライアンそのもの!

Q:実際の収録はどんな感じで行われたのですか?

没入感がすごかった。モーション・キャプチャー、パフォーマンス・キャプチャー、フェイシャル・キャプチャー、呼びたいように呼んでくれていいけど、それは声の演技だけとはかなり違うんだ。とても洗練された技術で、本当に細かい表情まで捉える。もし君が僕だったら、完成版のピカチュウを見てとても落ち着かないはず。心がそれを受け入れないというか。なぜなら、君が見ているのは君自身だから。ほとんど僕の魂が抜かれて、名探偵ピカチュウの中に入れられたようだったよ。それに慣れるのにはちょっと時間がかかった。他の皆が見るのは単に“とても表情豊かなピカチュウ”かもしれないけど、僕には自分の姿が見える。だからすごく奇妙だった。

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