臨場感スゴイ!『ブレードランナー ファイナル・カット』IMAX上映に行ってきた!

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年9月7日 9時2分

グランドシネマサンシャイン

 SF映画の金字塔として名高い映画『ブレードランナー』(1982)に、最新技術のデジタル処理を加えた『ブレードランナー ファイナル・カット』(2007)のIMAXシアター上映が、6日から開始された。東京・池袋の映画館「グランドシネマサンシャイン」のIMAXシアターでも上映が行われ、臨場感のある映像と音楽で観客を魅了した。

 SF作家、フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作に、名匠リドリー・スコット監督、ハリソン・フォード主演で映画化した本作。工業デザイナー、シド・ミードによる先駆的なビジュアルと、哲学的なストーリーは世代を超えて多くのファンを獲得した。

 物語の舞台は、放射能で汚染された2019年のロサンゼルス。舞台設定となる2019年を迎え、高精度の映像と音楽を兼ね備えたIMAXスクリーンでの上映は、本作を余すことなく堪能できる特別な機会となった。なお、「グランドシネマサンシャイン」のシアター12のスクリーンは、縦18.9メートル、幅25.8メートルと常設のものとしては日本最大級のIMAXシアターとなる。

 あさ9時からの上映回が始まると、超巨大スクリーンに近未来感あふれる街並みが映し出され、目の前に街が迫ってくるような感覚に。降り続ける雨の描写や、ネオンが怪しく光る夜の街は、30年以上前に撮影されたものとは思えないほど鮮明で美しく、スコット監督の強いこだわりが伝わってくる。

 人間と見分けがつかないアンドロイド「レプリカント」のゾーラ(ジョアンナ・キャシディ)が、レプリカント専門の賞金稼ぎ「ブレードランナー」であるデッカード(ハリソン)に銃で撃たれながらも逃走するシーンはド迫力。映画史に残るこの名シーンだけでも、IMAXで観る価値があるといえる。

 さらに、『炎のランナー』『南極物語』で知られる音楽家ヴァンゲリスが手掛ける音楽の数々が、全身に響く。冒頭で流れるメインテーマ曲は、壮大な世界への入り口にふさわしく、登場人物たちの感情に寄り添いつつも、近未来的で色あせない楽曲の数々に、圧倒され続ける。

 惜しくも今年7月、レプリカントたちのリーダー、ロイ・バティー役のルトガー・ハウアーさんが、75歳で亡くなった。ルドガーさんの若かりしころの姿をスクリーンで観る貴重な機会となりそうだ。(編集部・梅山富美子)

映画『ブレードランナー ファイナル・カット』は全国32館の映画館のIMAXシアターで上映中(9月6日から2週間限定)

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