「時効警察」ダークサイドに堕ちた吉岡里帆が怖すぎ!真骨頂の熱演

シネマトゥデイ 映画情報 / 2019年11月23日 7時30分

「時効警察はじめました」第6話より。 (C)テレビ朝日

 22日に放送された「時効警察はじめました」(テレビ朝日系・毎週金曜夜11:15~※一部地域を除く)第6話で、“彩雲っち”こと新人刑事・彩雲真空(あやくも・まそら)がクライマックスでダークサイドに堕ちる展開があり、吉岡里帆が真骨頂とも言える熱演を見せた。(※一部ネタバレあり)

 総武警察署・時効管理課の霧山修一朗(オダギリジョー)が、交通課・三日月しずか(麻生久美子)を相棒に、時効になった事件を“趣味”で捜査する本作。第6話“プロレスラータイトルマッチ殺人事件”ではゲストに寺島しのぶ、柳葉敏郎、そしてDDTプロレスリング所属のプロレスラー、佐々木大輔、男色ディーノらが登場。霧山が、25年前、「気合プロレス」看板選手・丸山真剣(佐々木)が、チャンピオン・土倉髑髏(男色)からベルト奪取に成功したタイトルマッチで、仁王立ちで死亡した事件の捜査に挑んだ。監督は、第5話に続き、映画『勝手にふるえてろ』の大九明子。

 プロレスネタとあって、実はプ女子だという彩雲が雨の中、自ら顔に泥を塗り“ヒール”に変貌するクライマックスが圧巻。これまで霧山の捜査に協力しながらも、上司の十文字(豊原功補)にことごとく邪魔され、犯人に「誰にも言いませんよ」を渡す“おいしい”場面に立ち会えなかったストレスを爆発させた。

 リング上で霧山が犯人に「事件はもう時効ですから、僕がこの件を口外することはありません……」と言い、お約束の「誰にも言いませんよカード」を取り出そうとしたその時、どこからともなく彩雲が「ちょっと待てコラァ!」と叫びながら乱入。なぜか首の周りにじゃらじゃらと鎖を巻き付けており、「やっと間に合ったぞこの瞬間に……」とカバンをぶん投げ、マイクパフォーマンスを開始。「時効の証明として貴様にはこれを与えるからな!」と偽の「誰にも言いませんよカード」(ボール紙製)を犯人に突き付けた。

 彩雲は、まるで何者かが乗り移ったかのような凶悪そうな表情で「ダークサイドに魂を売ったのさ」「真面目にしていても割を食うばかり」と毒を吐き続け、しまいには三日月が彩雲に密かに特訓していた卍固めをキメる……という騒々しいラストを迎えた。

 今年9月に公開された主演映画『見えない目撃者』では盲目のヒロインにふんし、超シリアスな演技を披露した吉岡。交通事故で視力を失い警察官になることをあきらめた女性が、偶然誘拐事件の現場に居合わせたことから命懸けの捜査にあたるさまを体当たりで演じていた。三木聡監督の映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』などでもコメディエンヌとしての才能を発揮していたが、「時効警察はじめました」ではあらためてその幅の広さを見せつけることとなった。

 泣いても笑っても残すところあと2回。29日放送の第7話 “一発屋メガネ歌手殺人事件”は、壇れいをメインゲストに迎え、人気商品・開運メガネのカリスマ社長・桃瀬多恵子(壇)の夫で一発屋歌手・蝙蝠ユキオ(前野健太)が、ワンマンライブの開始直前に殺された事件の真相に迫る。監督を、第3話に続き『愛がなんだ』の今泉力哉が務める。(編集部・石井百合子)

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