『罪の声』宇野祥平、10キロ減量の熱演に反響!小市民からサイコパスまで、熟練の名バイプレーヤー

シネマトゥデイ 映画情報 / 2020年11月3日 9時3分

『罪の声』より宇野祥平 (C) 2020 映画「罪の声」製作委員会

 かつて日本中を震撼させた未解決事件モチーフにした塩田武士のミステリー小説に基づく、小栗旬の主演映画『罪の声』(公開中)。本作で、犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープの声の主の一人を演じた名バイプレーヤー、宇野祥平の存在感が話題になっている。

 本作は、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「MIU404」などの野木亜紀子が脚本を務め、昭和の未解決事件を特集する特別企画班に駆り出された新聞記者・阿久津(小栗)が事件の真相を追求するなかで、かつて犯人グループの脅迫テープに声が使われた3人の人物にたどり着くさまを描く。宇野が演じるのは、元滋賀県警の警察官・生島秀樹(阿部亮平)の息子・聡一郎。幼少期に姉・望(原菜乃華)と共に脅迫テープに声を使われ、知らぬ間に犯罪に加担させられた。現在は消息不明という設定。

 もともと原作が「3人の声の主は、事件後どのような人生を過ごしたのか」を軸にしているため、陰の主人公は星野源演じる京都在住のテーラー店主・俊也をはじめとする声の主たちといっても過言ではない。本作の那須田淳プロデューサーはキャスティングにおいて、阿久津役の小栗、俊也役の星野源の次に、生島聡一郎役には宇野祥平をと考えていたという。宇野は、撮影前に徐々に体重を落とし、10キロ以上減量して役作りに臨んだ。小栗、星野共に「宇野祥平さん演じる総一郎というキャラクターがとてつもない熱量で自分たちの前に現れてくれたことが大きかった」と話していたが、映画公開後、ネット上では宇野の演技に「存在感すごい」「泣けた」「ずば抜けている」など話題もちきり。

 宇野は1978年2月11日生まれ大阪府出身。ドラマ「深夜食堂」のめしやの常連客や朝ドラ「エール」の小学校教師といった小市民的なキャラクターから、『オカルト』『殺人ワークショップ』などホラー&スリラー映画での狂気じみたキャラクターまで、幅広い役柄をこなす名バイプレーヤーで、とにかく多作。今年公開の映画は12本にのぼる。来年も、これまで度々組んできた横浜聡子監督の青森ロケ映画『いとみち』、芥川賞受賞作家・津村記久子の小説に基づく『君は永遠にそいつらより若い』など5本の新作映画が控えている。(編集部・石井百合子)

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