「鬼滅の刃」善逸役も話題 愛され力の塊!声優・下野紘の魅力

シネマトゥデイ 映画情報 / 2020年11月5日 7時3分

下野紘(写真は2019年撮影)

 アニメ「鬼滅の刃」のメインキャラクターのひとり、我妻善逸を演じている声優の下野紘(しもの・ひろ)。ヘタレで臆病で普段はギャグ要員……でも根は優しくて、いざというとき頼りになる善逸の魅力を、最大限に引き出しているのが下野の芝居と声だ。さらに魅力的な人柄は、演じるキャラクターにもにじみ出ているのではと思えるほど。2021年で声優活動20周年を迎える下野の“愛され力”を、経歴やエピソードから紐解きたい。

 下野は現在40歳。アニメ「無責任艦長タイラー」をきっかけに声優を志し、2002年放送の「ラーゼフォン」主人公・神名綾人役でデビュー。「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役や「おおきく振りかぶって」田島悠一郎役、「弱虫ペダル」鏑木一差役のような、“愛すべきバカ”なキャラクターがハマリ役だ。また、「うたの☆プリンスさまっ♪」来栖翔役や「曇天に笑う」武田楽鳥役など、熱い情熱とひた向きさが魅力の努力型キャラクターを演じるときの、裏表のなさに惹かれるファンも多い。「カーニヴァル」主人公・无(ナイ)役や「SERVAMP −サーヴァンプ−」有栖院御園役などかわいい少年役も数多くこなすが、ここ数年はスパイサスペンス「ジョーカー・ゲーム」の三好役や、大人の群像劇「ACCA13区監察課」のジーン・オータス役など、シリアスな作品で魅せる“食えない大人の男”の芝居がすばらしい。吹き替えを担当した海外ドラマ「FAMOUS IN LOVE」での悩める青年、ジェイク・ソルト役も新鮮だった。振り幅の大きな演技力はもちろん、いまだに鮮度の変わらない圧倒的なルーキー感や、おバカなのになぜか懐の広さを感じさせる声の説得力が、武器であり魅力だ。

 また、バラエティー番組「声優と夜あそび」MCや「CDTV ライブ!ライブ!」のナレーション、“ベストカラアゲニスト”としてのからあげ関連のマルチな活動、数多くのラジオ番組のパーソナリティーや舞台・朗読劇などでも幅広く活動。声優デビュー15周年を迎えた2016年には、自身の殻をやぶり新たなステージへ踏み出すために、ソロアーティスト活動も開始。下野といえばスマイルというイメージとは異なる、クールなテイストで新境地を開いた(好きなアーティストは、THE YELLOW MONKEY やエレファントカシマシなどだそう)。

 声優仲間からは、“声優界の三大空気清浄機”として愛されている。2020年8月にTwitterアカウント(@shimono_kousiki)を開設した際は、梶裕貴や島崎信長、小野友樹、鈴木達央ら多くの仲間からリアクションが寄せられた。鈴村健一のラジオ「ONE MORNING」にゲスト出演した際に、鈴村が「唯一無二、個性的な声」と絶賛した、下野の持つ声のパワーもすごい。「うた☆プリ」のアイドルユニット・ST☆RISHのレコーディングでは、そんな下野の声で意図的に楽曲に明るさを生んでいるとスタッフに言われたことがあるのだそう。

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