渋谷がモデル!『えんとつ町のプペル』で追求した町のリアリティー

シネマトゥデイ 映画情報 / 2020年12月1日 10時0分

確かに渋谷っぽい! (C) 西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会

 お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が製作総指揮・原作・脚本を務め、芦田愛菜と窪田正孝が声優を担う『映画 えんとつ町のプペル』。タイトルにも入っている“えんとつ町”は、渋谷をモデルにして作られている。

 累計発行部数55万部(2020年11月時点)という異例の大ヒットを記録している西野の絵本を原作にした本作は、星の見えない町で星を信じる少年ルビッチ(声:芦田)と、ゴミ人間のプペル(声:窪田)が、星を見つける旅に出る物語。『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』などのSTUDIO4℃がアニメーション制作を担当している。

 物語の舞台となったのは、いつも厚い煙に覆われた“えんとつ町”だ。煙のせいで空を知らないえんとつ町の中心地には、曼荼羅交差点(まんだらこうさてん)という巨大な交差点があるが、これは渋谷のスクランブル交差点の配置を参考にして作られたもの。渋谷ヒカリエ、SHIBUYA109、旧東横線のかまぼこ屋根、新駅ビルの渋谷スクランブルスクエア、そして昔の渋谷駅舎と、過去と現在の渋谷の建造物がモチーフとなっている。

 そのほかにも、かつて実際に渋谷の空を運行していた空中ケーブルカー“ひばり号”を基に、ルビッチがえんとつ掃除に向かうのに使用するケーブルカーを作成。“渋谷川”と呼ばれる川があったり、スペイン坂も存在したりと、リアリティーが追求されているが、実はえんとつ町は本当の渋谷の地図を縮小して作られているという。

 渋谷がモデルになった理由には、作品を世界に発信するにあたって日本で知られている町を採用する、という方針があった。「『ハロウィンの夜にやってきたゴミ人間』の舞台として、渋谷以上の街はありませんでした」という西野は、「最初に決めたのは『変化球を投げない』ということでした。王道のファミリーエンターテイメントを堂々と作ってきますので、その覚悟を見届けていただけると嬉しいです」と自信を見せた。(編集部・吉田唯)

『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日より公開

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