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『孤狼の血 LEVEL2』斎藤工&早乙女太一がヤバい!撮影に密着

シネマトゥデイ 映画情報 / 2021年7月25日 12時2分

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『孤狼の血 LEVEL2』より尾谷組構成員・花田優(早乙女太一)と、若頭・橘雄馬(斎藤工) (C) 2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会

 柚月裕子の小説を原作に、広島の架空都市を舞台に警察とヤクザの攻防を「コンプライアンス一切無視」で過激に描き、映画ファンを熱狂させた白石和彌監督による『孤狼の血』の続編『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)。2020年9月29日から11月8日まで35日に及び撮影広島県呉市で行われた、熱気ムンムンの撮影の様子をレポートします!

斎藤工&早乙女太一が魅せる悪の色香

 前作で、若頭の一ノ瀬が五十子会長(石橋蓮司)のクビをとった尾谷組。一ノ瀬を演じていた江口洋介といい、鉄砲玉を演じた中村倫也といい、尾谷組は白石監督の言葉を借りれば「イケメン揃い」! 今回、服役中の一ノ瀬に代わって尾谷組を引き継いだのが若頭・橘雄馬、構成員・花田優の2人だ。橘を演じる斎藤工は、映画『麻雀放浪記2020』の撮影中から「もし『孤狼の血』続編やるときは絶対に声をかけてください」と熱烈なアピールをしていたそう。映画『仁義なき戦い』が公開された直後、多くの俳優たちが映画館の公衆電話から深作欣二監督に電話をしたと言われているが、本作で新たに参加した俳優たちもそんな熱い思いでそれぞれの役柄に挑んでいる。

 白石監督いわく、クランクイン前から橘という男のコンセプトアイデアが斎藤から次々と送られてきたとのこと。「いろんなアイデアが工くんから送られてきたんですが、一番びっくりしたのは、映画『ジョーカー』でホアキン・フェニックスが演じたジョーカーの写真が送られてきたときですね」と思い出し笑いをするほど、斎藤の熱は高かった。口周りの髭や、胸全面に入ったタトゥーもすべて斎藤のアイデアだ。任侠映画では、数多くのダンディで粋なヤクザが描かれてきたが、斎藤が演じる橘もまた、スクリーンに鮮明な印象を残すはずだ。尾谷組に忠誠を尽くす花田役の早乙女太一もまた、自身初となる極道役に戸惑いながらも静かに自分なりの花田像を作っていた。現場でも、劇中の花田のように斎藤の後ろで静かに佇む。何十年と舞台に立ってきた経験によるものなのか、「よーい、スタート!」の声がかかった瞬間、早乙女の周りに殺気が渦巻き、妖気のようなオーラを纏い始める。「早乙女さんは本当にかっこいいんだよなあ」と、白石監督もその立ち姿を絶賛していた。

尾谷組と上林組、何が違う?

 前作では役所広司演じる大上刑事と江口演じる若頭の一ノ瀬が良好な関係を築いていた尾谷組だが、2年後の尾谷組は日岡(松坂桃李)と親しい近田真緒(西野七瀬)が尾谷組の縄張りでスナックを出していたりと相変わらず関係を保っている。だが、日岡の勝手なふるまいに、血の気の多い花田が怒りの感情を抑えきれず衝突したりと、そこはしょせんヤクザと警察、一筋縄ではいかないのが尾谷組だ。尾谷組・組長代行の天木を演じる渋川清彦、斎藤、そして早乙女が揃った姿は、敵対する鈴木亮平演じる上林組組長の凶暴性とは醸し出す雰囲気が全く異なるのが面白い。

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