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酒井大成&樋口幸平、『キングオージャーVSドンブラザーズ』で味わう「何だこれは?」の世界観 全員死亡に「驚きはなかった」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月14日 10時0分

樋口:「何だこれは?」が「ドンブラザーズ」の良さでもあるので、台本を読んで、久しぶりにその感覚を味わうことができました。「キングオージャー」のみなさんにも、「ドンブラザーズ」の「何だこれは?」に浸っていただけたと思いますし、僕たち「ドンブラザーズ」は「キングオージャー」のかっこよさだったり、異色の部分に触れることができて、すごくよかったです。マッチしないと思ってたものが、いざやってみると、すごくマッチしたのではないかと感じています。

Q:キングオージャー&ドンブラザーズが全員死亡してしまう導入も異色ですよね。

酒井:各キャラクターの死に方は、かなりブッ飛んでいます(笑)。

樋口:僕は死に慣れているので……(笑)。「ドンブラザーズ」で8回ぐらい死んでいたかと思います。なので、死ぬことに関して何一つ驚きはなかったです。

Q:せっかくの機会ですので、お互いに聞いてみたいことはありますか?

樋口:(酒井へ)1年間通して「これは身になった!」って思うことは?

酒井:1年間スーパー戦隊の撮影に向き合い続けると、全ジャンルのお仕事ができるんです。芝居やアフレコはもちろん、バラエティーにも出演できるので、それらを一度に経験できたのはすごく貴重でした。特にアフレコは、芝居やスーツアクターさんの動作に合わせて、その場のひらめきで声を当てなければならず、最初は本当に難しかったのですが、気付いたらできるようになってきて。まだまだ途中ですが、そこは成長した部分なのかなと思います。

樋口:僕もアフレコは大変でした。ダメダメすぎて、撮影所を走ったエピソードもあります(笑)。

酒井:(樋口へ)桃井タロウは声も個性的だけど、それはどうやって役づくりしたの?

樋口:タロウがなぜああなったのか、僕自身もよくわかっていないのですが、監督に「こうした方がいいんじゃない?」と言われて声を出したら、自然と構築されていった気がします。なので、第1話と第50話でタロウのキャラが変わってるんですよ。でも、それが面白いんです。第1話のタロウは、自分自身がまだ出来上がってないからすごくニコニコしてたのに、OKが出ていました。その後、第50話で記憶がなくなり、第1話のタロウに戻ると、ラストシーンはニコッとして「縁ができたな」で終わるんです。自分と役が上手くつながったといいますか、全てが第50話にして完結した作品になったと思います。

「キョウリュウジャー」の絆が垣間見られた

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