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高橋一生、岸辺露伴の「医食同源」に強く共感

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月7日 7時15分

 本作は食を巡るミステリーでもあり、露伴が劇中「医食同源」(※食事に注意することが病気を予防する最善の策であるという考え方)という言葉を口にするが、高橋自身、この言葉に強く共感するという。

 「食は体に影響を及ぼすものだと思います。例えば食べるものによって吹き出物ができてしまったり、人間の体は割と素直ですよね。なのでいいものを食べていたいとは思っています。昔はそんなこと全然考えませんでしたが、最近は意識するようになりました。米1つとっても、農法によって味が全く違うとわかるので、体に入れるものに対しては気にするようにしています」

 「食生活」といえば、かつて高橋は「一日一食」が基本と発言していたこともあるが「あくまでその時そうだっただけで、その時のコンディションに合わせて決めている」と言い、現在のスタンスについてはこう語る。

 「僕は、“お腹が空いていなくても三食とらないといけない”と無理に食べるのはあまりよくないなと思っていて、“本当にお腹空いてる?”と自分の身体に聞くようにしています。本当にお腹が空いた時に食べる、という感じです」

 ところで、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』ではパリのルーヴル美術館でロケを行う大がかりな撮影となったが、シリーズが大きくなっても気負うことはなく冷静だ。

 「露伴においては早くから自信を持っていたのと、映画だから何か変わったかというと海外に行ったことぐらいで基本的にはドラマシリーズと変わらない感覚です。もちろん観てくださる方々にとっては劇場に足を運ぶとか、尺が長くなったりとか、いろんなことを感じられると思うんですけれど、演じている側からするとあまり差はないんです。よくインタビューなどで“映像と舞台の違いは何ですか?”“映像と演劇でお芝居を変えてますか?”と聞かれるんですけれど、僕は作品によって芝居を変えているだけであって、舞台だからと芝居を変えるわけではないんです。このシリーズについてもそれと全く同じことが言えると思っていて、映画だから芝居を変えた、大変だったということはないです。だから今回テレビに戻ってきても、テレビをやっているという感覚にはならないですし。あくまで露伴をやっているという感覚でしかない。話のテイストによって、芝居の拡大、縮小というのは行ってますけれど、それ以外のことはあまり考えたことはないですね」

 シリーズを重ね、もはやライフワークになっている感覚はあるという高橋。しかし、常に頭のどこかにあるという感覚ではなく別の作品に入っているときには「スポンって抜けます」ときっちり切り替えを行っている。

 「他の作品に入ってる時は全く考えていない時もあります。でもだからこそ、相互関係としていいんじゃないかなと。露伴を演じることで確実にフィードバックしてるものはあって、ほかの作品に生かせたりはしていて、その逆もしかりなんです。そういう意味では、僕にとって『岸辺露伴』は戻る場所という感覚になっているかもしれないです。今のところ」と大切に育んできたシリーズへの思いの丈を覗かせた。(取材・文:編集部 石井百合子)

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