「デカレンジャー」20周年、さいねい龍二が新シリーズ熱望！新レッドに長妻怜央を指名

　さいねいも「いい意味で20周年というアニバーサリー感がなくて、テレビシリーズの延長のような作品。そこが見どころ。それと、台本に“高知県”というフレーズが出てきて、え？　と思ったけど、でも宇宙警察・地球署だし。管轄内だなと思ったので」と続けた。

　また、姶良鉄幹／デカブレイク役の吉田は「スーパー戦隊、仮面ライダーもそうですが、関東近郊でのロケが多く、新しい挑戦もしないといけないと思いました。引っ越した場所を盛り上げたいということもありました。高知県はたくさんのロケ地を抱えているので、渋滞がない。あとは高知県はコンパクトシティーということで、30分くらいできれいな山、きれいな海、きれいな川にたどり着けるので、ロケ効率も良い。勝ち筋しかないんです。あとは予算の問題ですが、今は自治体やクラウドファンディングとか、たくさん協力してもらえることがあるので、それらを存分に使わせていただいて、デカレンジャーのみんなを高知に寄せていろんなチャレンジをしたい……」等々、まるで実業家のように朗々と語ると、客席からクスクスと笑いが飛び出す。登壇者からは、口々に「これ、講演会じゃないですよね？」とツッコまれていた。

　最後にさいねいは「6月9日に和歌山で『20周年 デカフェス アニバーサリー・ステージ』というイベントが決定しております」と告知。「デカレンジャーが終わって20年の間で、今までイベントとか、こういった舞台あいさつみたいなことは何回かやったことがあるんですが、ヒーローショーは本当にはじめてのこと。和歌山も楽しいところ、おいしいものもたくさんあるので、ぜひ足を運んでいただけたら」とアピールしていた。（取材・文：壬生智裕）

Vシネクスト『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』は6月7日（金）より期間限定上映／Blu-ray＆DVDは11月13日（水）発売