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「忍者戦隊カクレンジャー」30年ぶり正統続編が制作決定!レギュラーキャスト再集結、2024年夏に配信

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月11日 20時30分

 スーパー戦隊シリーズ第18作「忍者戦隊カクレンジャー」(1994~1995)の30年ぶりとなる正統続編「忍者戦隊カクレンジャー 第三部・中年奮闘編」の制作が決定し、2024年夏に東映特撮ファンクラブ(TTFC)で配信されることが、11日に行われた30周年記念ファンミーティング内で発表された。レギュラーキャスト5名(小川輝晃、広瀬仁美、土田大、河合秀、ケイン・コスギ)が再集結するほか、人気ロックバンドMrs. GREEN APPLEのフロントマン・大森元貴がゲスト出演。テレビシリーズで故・三遊亭円丈が務めた講釈師は、神田伯山が担当する。監督は坂本浩一、脚本は下亜友美が務める。

 全53話の「忍者戦隊カクレンジャー」は、妖怪封印の旅へと繰り出す5人の忍者たち(鶴姫、サスケ、セイカイ、サイゾウ、ジライヤ)の活躍を描いた作品。第1話から第24話を「第一部」、第25 話から最終話(第53話)までを「第二部・青春激闘編」とする二部構成のストーリー展開が特徴で、完全新作は「第三部・中年奮闘編」と釘打ち、テレビシリーズ“第54話”ともいえる物語がつづられる。

 公開された特報には、30年前が思い出される雰囲気のサスケ、児童養護施設を運営する鶴姫、派手なスーツを身にまとうセイカイ、猫丸クレープのTシャツを着たサイゾウ、今も戦い続けるジライヤが登場。新・忍び装束に袖を通した5人による、30年ぶりとなるスーパー変化(へんげ)も収録されている。

 ゲストキャラクター・吾郎を演じる大森は、「カクレンジャー」放送当時は産まれていなかったものの、兄の影響で作品の大ファンとなり、新作のゲストに決定した。「兄の影響でずっと見ていた『カクレンジャー』に参加出来て大変光栄でした。去年の夏ごろの撮影でしたが、『カクレンジャー』の皆さんが暖かく迎えてくださって、めちゃくちゃ楽しかったです。夏の思い出になりました。吾郎というのはちょっと変わった役なので、精いっぱい頑張って演じました。吾郎という人物の中身がたくさん届けばいいなと思っております。ぜひ楽しみにしていてください」とコメントしている。

 また、新たに講釈師を務める神田伯山は、「忍者戦隊カクレンジャーは、亡くなられた落語家の三遊亭円丈師匠が講釈師役としてお出になっておられました。冒頭のその説明の面白い事。数十年の時を経て、ホンモノの講釈師が申し上げることになりました。これも円丈師匠のおかげでございます。私はあんなに印象的には出来ませんが、何もかも光栄で嬉しい限りです」と師匠への感謝を述べた。

 さらに、カクレンジャーの変身アイテム「ドロンチェンジャー」が、30周年記念仕様(税込11,000円)となって発売されることが決定。当時の玩具にはなかった5人の変身時のセリフなどが楽しめるモード、オープニング曲&エンディング曲が収録される。5月13日正午より、バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」で受注開始となり、商品発送は2025年2月を予定している。(編集部・倉本拓弥)

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