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ジャイアン声優・木村昴、“スネオ役”でドラマ初主演「すごく不思議な気持ち」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月16日 4時0分

 アニメ「ドラえもん」のジャイアン役や映画『THE FIRST SLAM DUNK』の桜木花道役などで知られる人気声優・木村昴が、7月期放送の木曜ドラマ「クラスメイトの女子、全員好きでした」(読売テレビ・日本テレビ系、7月11日よる11時59分~)でドラマ初主演を務めることが決定した。小説家・爪切男の同名エッセイを原作とするハートフルコメディーで、木村はすぐ恋に落ちてしまうピュアな小説家・枝松脛男(えだまつ・すねお)を演じる。枝松のバディとなる片山美晴(かたやま・みはる)役は、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」などの新川優愛。主演の木村は「今回、スネオ(枝松脛男)役ということですごく不思議な気持ちになっています(笑)」と心境を明かしている。

 小説家志望で、主な収入源は害虫駆除のアルバイトである枝松脛男(37)はある日、偶然手に入れたノートに書かれた小説を盗作し、文学賞を受賞してしまう。一躍人気作家になってしまった枝松は、担当編集の片山美晴(34)と共にその小説を書いた真の作者を探すため動き出す。鍵を握るのは、枝松が中学時代に恋をしたクラスメイトの女子たち。彼女たちとの思い出を回想しながら、“真の作者”の真相に迫る。爪切男がつづるエッセイを基に、真の作者を巡るというオリジナル要素を加え、新たな物語としてドラマ化する。

 木村は声優業はもちろん、人気子供向け情報番組「おはスタ」でメインMCを務めるなど、バラエティーや舞台などマルチに活躍している。初主演ドラマでは、軽率にあらゆるタイプの女子に恋をしてしまうダメ男を、どこか愛おしいキャラクターとしてコミカルに演じていく。

 脚本は、森ハヤシ(「名探偵ステイホームズ」)、鈴木裕那(「パティスリーMON」)、武田雄樹(「高速を降りたら」)が執筆。監督には「おいしい給食」の綾部真弥や田口桂、松丸博孝が名を連ねる。

 木村、新川、原作者の爪切男、プロデューサーを務める矢部誠人のコメント全文は下記の通り。(編集部・倉本拓弥)

木村昴(枝松脛男役)

Q:今回の作品の印象や魅力について

「クラスメイトの女子、全員好きでした」というタイトルがすごく面白い! 物語としては全然モテなくてクラスメイトの女の子と何の関係も築けなかった男の子の話で、彼が大きくなってどんな大人になったか、なんで全員のことを好きになれたのか、どこが好きなのかが描かれていく。そこに暖かなメッセージを感じました。彼の器の大きさ……、人からすると“あの人のここが変だよね”を好きになっちゃうのがとてもいいな、そういう人になりたいなと思いました。クラスにこんな人いたよね! から、絶対いないだろこんなやつ! みたいな、とにかく同級生が非常に個性的で面白いので、そこにもぜひ注目していただきたいです。今回、スネオ(枝松脛男)役ということですごく不思議な気持ちになっています(笑)

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