「踊る大捜査線」新作、室井慎次が衝撃発言「もう警察官じゃない」 最新映像に謎の少年登場

　フジテレビ系ドラマ「踊る大捜査線」（1997）シリーズの12年ぶりとなる新作映画『室井慎次　敗れざる者』『室井慎次　生き続ける者』から、主人公・室井慎次（柳葉敏郎）の“今”を映し出すスーパーティザー映像第3弾が公開された。

　警視庁湾岸署を舞台に、脱サラして刑事課に配属された刑事・青島俊作（織田裕二）と本庁のキャリア組である室井慎次（柳葉）が、時に衝突しながらがも事件解決のために奮闘する姿を描いた同シリーズ。ドラマの最終話で青島と室井が交わした“約束”から27年、今年3月の「踊るプロジェクト」再始動が発表され、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』（2012）以来12年ぶりとなる新作映画が製作されることになった。

　「無職です。」という室井の一言からスタートする最新映像は、故郷へ帰り、秋田犬と戯れる室井の現在の姿を映し出す。室井と共に雪かきをしたり、食卓を囲む謎の少年たちが登場し、「家族を持たなかった男が、 家族を救った。」 という意味深なテロップが差し込まれている。映像後半では、少年たちの「捜査するの？」という問いかけに対して、室井が「もう警察官じゃない」と衝撃の言葉を口にする。

　『敗れざる者』は10月11日、『生き続ける者』は11月15日に劇場公開。主演の柳葉に加えて、齋藤潤、前山くうが・こうががキャストに名を連ねる。監督は本広克行、脚本は君塚良一、プロデューサーは亀山千広と「踊る」シリーズお馴染みのスタッフが再集結し、音楽はシリーズ初参加の武部聡志が担当する。（編集部・倉本拓弥）