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『あぶない刑事』シリーズは今後どうなる?続くための条件とは

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月27日 7時15分

 伝説的人気シリーズの『あぶない刑事』が8年ぶりに『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)として復活を遂げた。38年もの間愛され続け、2026年にはシリーズ40周年を迎える『あぶない刑事』シリーズの今後はどうなるのか? 長年本作のプロデューサーを務めてきた近藤正岳がシリーズの行方を語った。

舘ひろし&柴田恭兵の健在ぶりに脱帽

 当初2クールの予定でスタートしたテレビドラマが好評のため1年間放送されるなど“予定調和”が似合わない「あぶない刑事」シリーズ。2016年に劇場公開された『さらば あぶない刑事』も舘ひろし演じる鷹山敏樹と柴田恭兵ふんする大下勇次が、刑事を引退というまさに「さらば」の内容で有終の美を飾ったと思われたが、8年後の2024年、『帰ってきた あぶない刑事』で戻ってくることが発表されると、SNSなどでは「待ち望んでいた」という多数の声であふれ作品としての人気の高さをまざまざと見せつけた。

 今年74歳になった舘と72歳を迎える柴田。近藤プロデューサーは「とにかくお二人の身体能力が高いんです。冷静に考えると、お二人とも70歳を過ぎているんですよ。信じられません」と、本作でも壮絶なアクションシーンを軽々とこなす姿に脱帽したという。さらに「フィジカルの強さはもちろんですが、ポンポンとセリフを言うところも、年齢を重ねていくと、簡単にはいかない。本当に素晴らしい」と心技体すべてがそろっている舘と柴田の充実ぶりを絶賛する。

 この言葉通り、劇中では鷹山の代名詞である両手離しでのハーレーの運転や、大下のロングランなどファンにはたまらないシーンが満載だ。しかもどれも舘、柴田自身が行っているという。

 近藤プロデューサーは「基本的にすべて本人たちがアクションはやっています。逆に言えば、自ら両手離しでバイクに乗れなかったり、走れなくなったりしたら、舘さんも恭兵さんもこの役を引き受けないと思います」と自分たちでやれるからこそ『あぶない刑事』は続いているんだと強調すると、「舘さんはいつも『バイクの両手離し運転なんて簡単だよ』というのですが、誰でもできるものではないと思います。しかも映画なのでしっかりフレームに入らなければいけないわけで……」と匠の技を絶賛する。

レジェンドたちが起こすミラクル

 気力、体力の充実はもちろん、スターならではの“持っている”こともレジェンドと呼ばれる所以だと、近藤プロデューサーは劇場版第1作で目撃した出来事に触れる。

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