「ブンブンジャー」宮澤佑が新戦士ブンバイオレットに変身！「ガッチャード」ではハンドレッド大隊長役

　6月16日放送の特撮ドラマ「爆上戦隊ブンブンジャー」（テレビ朝日系・毎週日曜朝9時30分～）の第16話から、新ヒーロー・ブンバイオレットが登場することが決定。俳優の宮澤佑（29）が、変身者である焔先斗（ほむら・さきと）を演じることが明らかになった。

　「爆上戦隊ブンブンジャー」は、クルマxつくるをテーマに掲げたスーパー戦隊シリーズ第48作。範道大也／ブンレッド（井内悠陽）、鳴田射士郎／ブンブルー（葉山侑樹）、志布戸未来／ブンピンク（鈴木美羽）、阿久瀬錠／ブンブラック（齋藤璃佑）、振騎玄蕃／ブンオレンジ（相馬理）の5人が、頼もしい味方ブンドリオ・ブンデラス（声：松本梨香）と共に、地球を狙う悪の組織ハシリヤンに立ち向かう。

　地球出身の焔先斗は、宇宙を股に掛ける「始末屋」で、ライフラインの故障から政治のいざこざ、子供のケンカまで、あらゆるトラブルの解決を図るトラブルシューター。しかし、トラブルの状況がこじれた状態を「カオス」と呼び、楽しむ一面も持ち合わせている。相棒のビュン・ディーゼル（声：花江夏樹）と共に数多の修羅場をくぐり抜けており、十数年ぶりに地球に帰ってくる。ブンバイオレットには、変身アイテム・ブンブンコントローラーを使って変身できる。

　宮澤は、ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」（2022）や映画『OUT』（2023）などに出演。東映特撮では、「仮面ライダーリバイス」（2021～2022）でお笑い芸人・平野辰則役や、現在放送中の「仮面ライダーガッチャード」（テレビ朝日系・毎週日曜朝9時～）では、カッシーン軍団を率いるハンドレッド大隊長・アルファを演じていた。

　宮澤のコメント全文は以下の通り。（編集部・倉本拓弥）　

宮澤佑（ブンバイオレット／焔先斗役）

　特撮作品のオーディションはもうかれこれ10回以上受けてきたので、正直諦めていた部分もありました。20代ラストということもあり、ラストチャンスかなと思っていたので、出演が決まった時はめちゃくちゃテンションが上がりました。子どもの頃、たくさんの夢や希望を「スーパー戦隊シリーズ」からいただきました。「百獣戦隊ガオレンジャー」や「忍風戦隊ハリケンジャー」を好きで見ていたので、ガオブラックを演じた酒井一圭さんやカブトライジャーを演じた白川裕二郎さんら、事務所の先輩に続けたこともうれしいです。

　僕が演じる先斗は、心に大きな闇を抱えていて、それを拭おうと必死に生きてきた不器用な人間だと思っています。それゆえに歪な人間形成から楽しさやワクワクすることを追求したり、自信過剰で上から目線、少し口が悪かったり、思ったことをすぐ口に出したりと普通の人とは少しズレています。でも、そんな中にも少し可愛げのあるキャラクターだなと思います。人生の大半を宇宙で過ごし、生きてきた環境も普通の人とは違って、家族、友達、先輩、後輩、信じられる人が本当に少なく……。ただ自分の大切にしたい人や、曲げられないことへの愛情や感情は計り知れないほど強い。かっこいい部分もたくさん持っているので、そんな焔先斗を丁寧に演じていけたらなと考えています。