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「光る君へ」松下洸平“周明”はポスト直秀か?深まる謎

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月2日 20時45分

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の2日放送・第22回では前話ラストにちらりと姿を見せた、松下洸平演じる周明(ヂョウミン)が本格登場。まひろ(吉高)との出会いが描かれ、SNSでは謎めいたキャラに色めき立ち「ポスト直秀か?」との声も寄せられている(※一部ネタバレあり)。

 第22回「越前の出会い」では、海を渡り越前を訪れたまひろと越前守となった父・為時(岸谷五朗)が早々に血なまぐさい事件に巻き込まれ、突如サスペンスフルな展開となった。敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろと為時は、宋人の朱仁聡(浩歌)、通事の三国若麻呂(安井順平)らに迎えられる。朱いわく、宋人たちは船が故障して足止めをくらい帰国できないという。一方、ある日浜辺に出かけたまひろは、そこで佇む周明と出会う。

~以下、第22回のネタバレを含みます~

 周明を目にしたまひろは、「戻りましょう姫様」と警戒する従者・乙丸(矢部太郎)をよそに「ごきげんよろしゅう」「わたしの名前はまひろ」と挨拶。周明は日本語がわからない様子で、砂に名前を書き、読みや発音を伝授。誰かが周明を呼びに来ると、周明は「また会おう」(宋語で)とその場を去った。吉高と松下は2021年放送のTBSドラマ「最愛」で殺人の容疑をかけられる女性実業家・梨央と、初恋の相手である刑事・宮崎大輝役として共演しており、再びの顔合わせに「きた!ドラマ最愛コンビ!」「時空を超えて再会」「まひろ(梨央)と周明(大ちゃん)との出会いがエモすぎた」「キュンキュンする流れ」と歓喜の声が続々。松下の流ちょうな宋語が注目を浴びたほか、二人のもどかしいやりとりに魅せられる声も。

 また、周明が砂に名前を書く場面は、初回のまひろ(落井実結子)と三郎(のちの道長/木村皐誠)の出会いの場面で地面に文字をつづっていた場面を呼び起こさせ、またまひろが周明に興味津々な様子からも「道長、嫉妬しない?」「周明、足で文字を書かない…」といった声も。

 終盤で為時がストレスで胃を壊した際には周明が治療に訪れ、彼が薬師であることが判明。針治療に為時は絶叫していたが、体調はみるみるうちに快方へ。こうして徐々に周明に関する情報が浮かんでいったが、ラストでは一層謎が深まる事態に。突如殺人事件が発生し、容疑者として朱が捕らえられた際には周明がただならぬ様子で為時を訪れ、「話があって来た!」と日本語を発した。冒頭のまひろとの会話では彼が日本語を理解していない様子だったため、まさかの事態に「日本語話せるんかーい!」「日本語しゃべったwしかもめっちゃペラペラw」「宋人じゃなかったの?」「どっちやねん」と驚きやツッコミで騒然となった。なお、次回予告でもまひろと日本語で会話する様子が見られる。

 周明がドラマオリジナルキャラクターであること、謎に包まれているという共通点から亡き直秀(毎熊克哉)を思い浮かべる声も多く「本当にミステリアスな男」「周明は直秀を思い出す」「新しい直秀ポジション」「ポスト直秀?」との声も上がっていた。

 なお、宴の場面では朱が為時らに振舞った宋の料理も話題に。テーブルで羊料理を食す平安らしからぬ画が注目を浴びた。(石川友里恵)

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