山田裕貴『ウルトラマン』との出会いは運命 戦隊デビューから13年、再確認した特撮の影響力
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月14日 7時10分
苦戦した吹き替え…声優・木村昴がサポート
今をときめく野球選手であるサトウ・ケンは、大勢のマスコミが駆けつける記者会見でも物怖じせず、スター性を放っている。一方で、母親は消息不明となり、父親と過ごす時間もなくなり、ウルトラマンとして戦う中で孤独を感じることもある。
「作品のセリフにもありますが、ケンは賞賛やお金がほしいとかではなく、関心を持ってほしい人だと思うんです」と切り出す山田。ケンの姿にかつての自身の姿を重ねる瞬間もあったそうだ。「僕もケンと一緒で、父親に見てもらいたかったですし、見守っていてほしかったです。でも、忙しかったので家にいなかったり、会話もあまり多く交わすことはなかったので、ケンも同じように『寂しい』という思いを父親にまっすぐ伝えられなかったんだろうなと思いながら、自分を重ねていました」
『BLUE GIANT』『ONE PIECE FILM RED』などで声優経験がある山田だが、洋画作品の吹き替えは初めての挑戦。「海外の俳優さんの声が乗った状態で練習するので、その俳優さんの作り上げたテンションがあるので、英語版のケンに合わせていくことは、すごく難しかったです」とアフレコ当時の苦労を明かす。
「家で初めて台本を読んだ時、英語の音声が入っている映像に合わせて該当のセリフを照らし合わせることが難しくて。確認していたセリフのシーンがいつの間にか終わっていたり、同時期に他の作品の撮影もあって焦りを感じたので、一度練習させてくださいと相談しました」
そんな山田を手助けしたのが、友人である声優・木村昴だった。「木村昴くんに教えを請い、『台本の秒数を計り、いつ鼻で息を吸うのか、口で吐くのか、何回息つぎをしたのか確認する』など色々とアドバイスをもらいました。教えてもらった通りにまずはメモを取るところからスタートしました」
「ゴーカイジャー」から13年…実感する特撮の影響力
山田の俳優人生の原点でもある「ゴーカイジャー」から13年。当時リアルタイムで応援していた後輩俳優たちから「観てました」と言われることも多いそうで、「『自分がそんなに年を取ったんだ……』と感じると同時に嬉しさもあります」と改めて特撮の影響力を再確認する。
同作がテレビ放送されていた2011年、東日本大震災が日本列島を襲った。山田は「『僕たちの仕事は物理的には人を救うことができない』ということを痛感させられました」と当時を振り返る。
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