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スター・ウォーズ、ウォーキング・デッド、MCUを経て…17歳天才子役が掴んだ夢の大役

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月16日 12時24分

 「『ウォーキング・デッド』も『ブルー』と似ている部分はあります。ウォーカー(ゾンビ)は確かに現場にはいますが、その多くがVFX処理だったりします。『ブルー』の撮影前には、ニューヨークで一週間の準備期間があって、そこで映画について学ぶことができました。(監督の)ジョン・クラシンスキーがイマジナリー・フレンドの写真を見せてくれて、実際の動きも教えてくれたんです。一緒に脚本を読んだり、すごく助けになりました。役者人生で一番濃い時間だったと思います」

 ケイリー&ライアンのコンビが魅せる息のあった掛け合いも、本作の見どころの一つだ。ライアンについて、ケイリーは「彼はとってもいい人。共演できたのは、とても幸運なことです。彼の演技を見学していると、今まで思いつかなかった新しいアイデアが浮かんできたりして、役者としての経験値も上がった気がします」と回顧。撮影中はライアンらしいアドリブも炸裂していたそうで、「笑ってしまわないように、とにかく耐えていました。彼のアドリブで笑わないなんて至難の業です(笑)」と振り返った。

 劇中では、ビーが涙を流すエモーショナルなシーンも登場する。台本を覚える際、ケイリーはあまりに感動的な内容で涙が止まらなかったといい、「セリフ1行すら覚えることができませんでした」とも語る。「私の台本には、涙の跡がたくさんあります。ジョンは感動的なシーンを最後まで残していて、撮影も特別な時間になりました」

 ケイリーといえば、「ウォーキング・デッド」シーズン9から行方不明となった主人公・リックの娘ジュディスを演じ、日本でも多くのファンを獲得した。メインシリーズは、2022年のシーズン11で完結したが、ケイリーは今もクランクアップの日を思い出すことがあるそうだ。「とても悲しい日でした。撮影後は、共演者とフロリダのディズニーワールドに行って、ドラマの終了を祝福しました」

 また、MCUドラマ「ロキ」ではソフィア・ディ・マルティーノふんするシルヴィの幼少期を演じた。撮影時には、主演のトム・ヒドルストン(ロキ役)にも会うことができたといい「彼は背が高くて、とてもいい人。初対面だったので、緊張しすぎて固まってしまいました」と嬉しそうに語った。

 これまで出会った作品の中で、もう一度演じてみたいキャラクターを聞いてみると、ケイリーは「シルヴィです」と即答。「シルヴィをもう一度演じることができたらすごく嬉しいです。マーベルでの経験は、とてもエモーショナルなものでした。小さな役でしたが、機会があればもう一度(MCUに)戻りたいです」と意欲を見せていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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