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「光る君へ」宣孝が突然プロポーズした理由は?佐々木蔵之介、気持ちの変化振り返る

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月16日 21時0分

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)でまひろの父・為時(岸谷五朗)の友人である藤原宣孝を演じる佐々木蔵之介。前話では宣孝がまひろに求婚する急展開でSNSを沸かせていたが、佐々木が宣孝のまひろに対する気持ちの推移について解釈を語った。16日・第24回放送後、ドラマの公式Xなどで公開されたインタビュー動画「君かたり」内で明かしている。

 佐々木演じる宣孝は、為時との同年配の友人どうし。世知にたけ、鷹揚(おうよう)な性格。まひろのことは幼いころから知っており、よい話し相手となって温かく見守ってきたが、前話・第23回のラストでは為時、まひろに会うために越前を訪れた宣孝がまひろに突然求婚。SNS上では「ついにその時が」と騒然となっていた。

 第23回では宣孝が、まひろが宋の見習い医師・周明(松下洸平)と海辺を歩く姿をじっと見つめる描写があり、その後まひろと仲良く生うにを食す場面では「そのプンとした顔が見たかった」「会うたびにお前はわしを驚かせる」と口説き文句ともとれる言葉を紡いでいた。そして越前を去る際、まひろに「あの宋人が好きなのか」と単刀直入に周明への気持ちを確かめると、「都に戻って来い。わしの妻になれ」と告げた。しかし、佐々木は「「思いを伝えに越前に来たのではないとは思っています」と話す。

 「越前に来て、ある光景を見て、そしてその時に為時さんもいなくて2人になってしまって。話をしていて、久しぶりに会ったまひろに対して話しながら食事をしながら琵琶を聴きながら心が動いていったという感じですかね。用意してきたわけではないと思うんですけどね」

 また佐々木は、かつて宣孝がまひろの婿探しに奔走していた時期もふまえながら、宣孝のまひろへの気持ちが変化した経緯を以下のように振り返る。

 「途中の話の中で(藤原)実資さんを薦めてみたり、為時さんに「宣孝殿の息子はどうだ」って言われて全面的に阻止して拒否しているんですけれども、そういう状況もありつつ、あくまでも立ち位置的には心情的にはそういうところだったのですが、為時さんが越前守になってまひろが一緒に行くってなって、いつものように会話しているときにふと、「ん? なんかそうなってしまうとどうなるのかな?」っていう思いがあり、実際離れて会わなくなると今までは意識していなかったものが、なんだろうこの喪失感とは言わないですけど、「なんだろうこれ」っていうのは思っていたのかもしれない。それで越前に来て会って話して、変わらずこの彼女の自由な気持ちであるとか、そういう発想に触れて、これは「こんな気持ちを久しぶりに味わったな。また違う世界を見せてもらったな」ってセリフにもあるんですけど、そんなふうに感じて心がゴロゴロゴロっと動いていったというふうに、自分はあの会話の中でドラマが起こっていったというふうに思っています」

 宣孝に求婚されたまひろは突然のことに驚きながらも「ありのままのお前をまるごと引き受ける。それができるのはわしだけだ。さすればおまえも楽になろうと」という宣孝の揺るぎない思いに心を動かされていた。

 ちなみに、第4回放送後に公開された「君かたり」では佐々木が宣孝とまひろの関係について「女性である、男性であるとか関係ない。彼女の思想は非常に自由であり漢文も読めて漢詩もできて、非常にそういう柔軟な思想を持っているということも彼にもわかるし、宣孝もわりと自由な人間なので親戚のおじさんということで父には言えない、兄弟には言えないことをちょっと大人のなんか聞いてやろう、理解してやろうっていうふうに思っているんじゃないかな」と語っており、宣孝が“親戚のおじさん”としての立場から劇的に変化したことがわかる。(編集部・石井百合子)

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