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「光る君へ」乙丸が独身を貫く理由判明!SNSで涙あふれる

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月16日 21時55分

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の16日放送・第24回では、矢部太郎(カラテカ)演じるまひろの従者・乙丸が妻を持たない理由を明かす場面があり、長年秘めた切実な思いが視聴者の涙を誘った(※一部ネタバレあり)。

 第24回「忘れえぬ人」ではまひろが父・為時(岸谷五朗)の友人である宣孝(佐々木蔵之介)から求婚され、宋の見習い医師・周明(松下洸平)から一緒に宋へ行こうと誘われ、心をかき乱される展開に。しかし、周明がまひろに近づいたのにはある思惑があり、周明が起こしたある決定的な事件をきっかけに、距離を縮めつつあった二人は早々に決別することとなった。

 注目を浴びた乙丸の場面は、まひろが周明に裏切られうちのめされていたときのこと。夕食を食べないまひろを心配した乙丸が「お加減でも悪いのですか?」と気遣うも返答がなく、立ち去ろうとしたそのとき、まひろはおもむろに「乙丸、お前はなぜ妻を持たないの?」と尋ねた。乙丸はまひろからの思いがけない問いに「ええっ」と動揺。「な、なにゆえそのようなことを…」と恐縮しながらも「妻をもとうにもこの身一つしかありませんし…」と切り出すと、まひろが予想だにしない事実を打ち明けた。

 乙丸は苦しそうな表情で「あのとき、私は何もできませんでしたので…」「北の方様がお亡くなりになった時、わたしはなにも…」と、かつてまひろの母・ちやは(国仲涼子)が藤原道兼(玉置玲央)に刺殺されたときの記憶を述懐。ちやはを守れなかった自分を責め続けていたようで、「せめて姫様だけはお守りしようと誓いました。それだけで日々精一杯でございます」と絞り出すように話すと、まひろは「そう……乙丸はそんなことを考えていたのね」と驚いた様子。「こんなにずっと近くにいるのにわからないことばかり。わたしはまだ何もわかっていないのやも」と何かに思いを巡らせているよう。長年まひろを見守ってきたためか傷心を察した乙丸は「周明さまと何かおありになったのですか?」と問い、まひろは「あの人も精一杯なのだわ……」と周明に思いを馳せていた。

 これまで道長の従者・百舌彦(本多力)と共に“従者ズ”のあだ名で癒やしキャラクターとして親しまれていた乙丸。長年、人知れず抱えてきた贖罪の念、まひろへの忠義の心は大いに視聴者を揺さぶり、SNSは「乙丸、優しい…」「なんてけなげなの乙丸」「そんなこと考えてたんだ…」「本当に献身的でありがたい人だよなぁ」「いいやつすぎる」「忠義に泣ける」「乙丸はこの大河の良心」「乙丸もいろいろ背負ってる」「乙丸が一番いい男です」など、乙丸の胸中を慮る声であふれた。

 お笑い芸人のほか、「大家さんと僕」など漫画家としても大人気の矢部。現在、初の大規模展覧会となる「ふたり 矢部太郎展」が立川・PLAY! MUSEUMで開催中(7月7日まで)。自身の公式Xに投稿している「光る君へ」のイラスト「光る君絵」も好評だ。(石川友里恵)

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