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永野芽郁、高橋文哉のまっすぐな気持ちに感激 再共演願い握手

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月19日 20時15分

 永野芽郁が19日、都内で行われた 映画『からかい上手の高木さん』(公開中)大ヒット御礼舞台挨拶に高橋文哉と出席。イベントの終盤、主演として作品を引っ張った永野に高橋から花束が贈られ、高橋の感謝の言葉に永野は「嬉しいです。文哉くんにこんなにまっすぐな気持ちを言ってもらえたのは初めて」と感激していた。

 シリーズ累計発行部数 1,200 万部を突破し、テレビアニメ化・劇場アニメ化もされた山本崇一朗の同名コミックに基づく本作。中学時代に隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれていた西片。とある理由で高木さんが島を離れることになり、離ればなれになってしまった二人が、10年の月日が経て島で再会するさまが描かれる。


 
 この日が本作の最後の舞台あいさつとなり、中学時代の高木さんと西片を演じた月島琉衣と黒川想矢、主題歌を歌ったAimer、原作者の山本からのメッセージを紹介。山本が映画の中の永野、高橋を描き、二人にプレゼントしたというイラストも紹介された。

 高橋から劇中でも登場したブーケを渡された永野は感慨深げな表情。高橋は「撮影をして、終わってからも公開までほぼ毎週のようにお会いして、番宣で久々にお会いした時も永野さんの笑顔を見て、高木さんを思い出して、撮影中の楽しかった記憶が次々にフラッシュバックしてきました」と感謝の気持ちを述べる。

 高橋は「撮影中、距離を詰めようとしてくださっていたのを感じて、その永野さんに甘え過ぎていたなと。そこに甘えさせてくれる器の大きさ、背中の広さを持った永野さんの主演作に西片と高木さんという関係性で参加して、一緒にお芝居をさせてもらえて良かったです」としみじみコメント。「また一緒にお芝居ができるよう、頑張ろうと思います。また会える日を楽しみにしています」と続けた。

 永野はその言葉に感激しながら「嬉しいです。文哉くんにこんなにまっすぐな気持ちを言ってもらえたのは初めて」と述べ、「いつも二人でふざけていたので、こう言ってもらえて嬉しいです。文哉くんの現場でのお芝居に対する姿勢をずっと見ていました。現場でも徐々にお芝居に対するいろんな葛藤を私にも見せてくれるようになって、その姿を守りたいと思うお姉さん心が芽生えました。彼がお芝居を楽しんでくれて、私は私で文哉くんに引っ張ってもらうことが多かったなって思います」と話す。

 永野は「私も感謝しています。また一緒にできますように」とエールを送り、「元気でね」と握手。司会者が「素敵な関係性で涙が出て来ます」と声をかけると、永野は「泣いて泣いて」と喜んでいた。(取材・文:名鹿祥史)

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