“もう一つ”の月面着陸…スカヨハ主演『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』緊迫の新予告公開
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月19日 11時0分
スカーレット・ヨハンソンが脚本にほれ込みプロデューサーに名を連ねた映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(7月19日公開)から“ファイナル”として新たな予告編が公開。スカーレット演じるPRのスペシャリストらが繰り広げる、人類初の“月面着陸”PRの驚くべき裏側が見られる。
アポロ11号の月面着陸の歴史的瞬間を捉えた映像や写真が実は偽物だったのでは? という噂からアイデアが生まれた本作。 「アポロ計画」の成功を信じて奮闘するNASA、人類初の月面着陸のPRに加え、計画失敗を想定してフェイク映像撮影を画策する政府関係者らさまざまな思惑が絡み合うストーリーで、「アポロ計画」のPRマーケティングのスペシャリスト、ケリーをスカーレット、計画を率いるNASAの発射責任者コールをチャニング・テイタム、政府関係者のモーをウディ・ハレルソンが演じる。
先ごろ公開された日本版予告とはガラリと異なるテイストとなる新予告は、「アポロ11号へ成功を祈る」という声、発射を待つアポロ11号の映像からスタート。実直な NASAの発射責任者コールの「この国家プロジェクトでアメリカ人を月に立たせる。人類初の偉業だ」という言葉はNASA職員たちの心を奮い立たせ、ミッションに向かう宇宙飛行士3名に盛大な拍手が送られる。そんな光景を「ビートルズより有名になる」と見守るのがPRマーケティングのスペシャリスト、ケリー。そんななか、政府関係者のモーはケリーに「世界中が注目している。極秘で準備を進めてくれ。“もう一つ”の月面着陸を」と極秘ミッションを発令する。
コールはその極秘ミッションに「フェイクなんてやめろ! 今までの努力がすべて水の泡だ」と猛反対。しかしモーは「上からの命令は絶対だ。月への競争だけじゃない。世界の覇権をかけた争いだ」と威嚇。全世界がアポロ11号発射のカウントダウンを注目するなか、それぞれの思いが交錯していく。
監督のグレッグ・バーランティは、本作について「人間が月に行ったことがなぜ重要なのかを描いている。人類史上最も有名な瞬間の一つを偽るという映画を作るのであれば、人類の歴史における真実の瞬間をとてもリアルに感じさせなければならない」と語っている。(石川友里恵)
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