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『温泉シャーク』完成披露にサメ映画ファン喝采 サンシャイン池崎もクラファン支援で「ひと噛み」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月21日 22時4分

 サメ×特撮×温泉を掲げた日本発のサメ映画『温泉シャーク』の完成披露試写会が20日に109シネマズ木場で行われ、予告編でボイスナビゲートを担当するサンシャイン池崎、サメ映画を愛する映画コメンテーターのLiLiCo、本作にも協力をしているサメ映画バイヤーで映画研究家・サメ映画ルーキー、そして井上森人監督をはじめ、本映画に関わったスタッフ、キャスト陣が勢ぞろい。満員の観客を前に、サメ映画への愛を語った。

 本作は、人気の温泉地に突如あらわれた古代ザメに人類が挑む特撮アクション映画。くしくも6月20日は、サメ映画の金字塔『JAWS/ジョーズ』が全米公開された日であり、その記念すべき日に合わせての一般の観客に向けた初披露となった。クラウドファンディングでは、開始わずか5時間で目標金額の100万円を達成。最終的に1,278人の支援者から、合わせて1,000万円以上の金額が集まった。リターンの中には、1支援ごとにスクリーンに登場するサメの数が増える「サメマシマシプラン」も用意され、その結果、本編には432匹のサメが登場することになったという。

 会場は大勢の観客で超満員。上映中も冒頭で自然と拍手がわき起こるなど、サメ映画を愛する人たちの熱量は終始“サメ”ることなく最高潮に。そんな熱気あふれる会場にキャスト・スタッフ18名が勢ぞろいすると大喝采。そして彼らのあいさつの後は、特別ゲストとなるLiLiCoたち3名が入れ替わりで登場。サメ映画を堪能し、ホクホクした様子の観客にサメ映画ルーキーも「皆さん、いいサメ映画を観たって顔をしてますね」と笑顔で語りかける。

 完成した映画について「いわゆるサメのおバカ映画かなと思ったら、ちゃんとしてたよね。だって温泉にサメが出てくるわけないじゃない。でもそこはしっかりと設定が考えられていて。なるほどと思わせる。それに役者もいいんだよね」というLiLiCoは「これは(『ジョーズ』監督の)スピルバーグに見せるべきか、見せないべきか……。見せると嫉妬するんじゃない? だってこんなにジョーズ(上手)にできてるから」とダジャレ混じりに称賛。この日のLiLiCoは「冷め(サメ)た目で見るかな」などサメ愛たっぷりのジョークを連発し「普段はこういうのは言わなくて、(夫の)小田井が言うんだけど。今日はしょうがないよね」とゴキゲンだった。

 さらにLiLiCoは、映画のラストに流れるStorytellingsの主題歌「灼熱の戦歌」にも言及。サメ映画らしからぬ壮大なバラードで締めくくられる楽曲に「主題歌ヤバくない? 大作映画を観たような気持ちになるすばらしい楽曲。普通は、予算がないといって打ち込みなどでやりがちですけど、これは生音ですからね」と感心した様子で語ると、その意見に我が意を得たりという具合に会場からも大きな拍手が。

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