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三谷幸喜監督、韓国のファン350名が熱狂!プチョン映画祭で特集上映&大爆笑ティーチイン

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月8日 8時0分

 また、群像劇もあれば、『笑の大学』のように極端に登場人物が少ない作品もある三谷作品。俳優が大好きな三谷監督にとって、キャストの数は大きな意味を持たず、コメディーの面白さは“人間は嘘を付く生き物だ”という持論から来ているという。「なんでも素直になってしまうと笑いは生まれません。例えば僕はお腹が空いているけど、そのことを他の人に悟られてはならない。考えていることと喋っていることのギャップから笑いが生まれるんです」と自身の作品に一貫しているこだわりを語った。

 最新作『スオミの話をしよう』は、突然失踪した女性と彼女について語りだす5人の男たちを描いたサスペンスコメディー。「僕は家族に見せる顔と仕事関係の人に見せる顔を使い分けているんです。家族と一緒にいるところで仕事関係の人と偶然会ったとき、自分はどっちの顔をしたらよいのかわからない。どっちにするか悩んだときにこれを映画にしようと思いました」と着想について明かし、「2時間を1つの空間で長回しで撮る。演技のうまい俳優でないと持たないと考え、長澤まさみさんをはじめ素晴らしいキャストが揃いました。日本映画では珍しく1か月間リハーサルを行い、その結果演劇的な映画になりました」と作品をアピールした。

 イベントの終盤には、7月8日が誕生日という三谷監督に、映画祭から似顔絵が描かれた特製バースデーケーキと、観客からバースデーソングのプレゼントが。「皆さんが僕の話をちゃんと聞いてくれ、熱意が伝わり感動的でした。今の僕の気持ちを集約するとこの言葉になります」と前置きし、「ペコパ!(お腹空いた)」と一言。再び会場を沸かせ、最後までファンとの交流を楽しんでいた。(土田真樹)

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