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櫻坂46・藤吉夏鈴、初主演映画で涙の舞台あいさつ 監督からの手紙「戦友です」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月11日 23時5分

 「主役という重圧や、慣れていない環境でかなり不安だったと思いますが、藤吉さんは、要求にひとつひとつ真剣に答えてくれました。決して器用なタイプではないと思いますし、つらかったと思います」と藤吉を手紙でねぎらった小林監督。その甲斐あって「藤吉さんの頑張りで、唯一無二の主人公像ができあがりました。一見、演技なのか、素なのかわからない、奇跡的な演技は偶然生まれたのではなく、藤吉さんの努力の結晶です。すべて計算された演技です。すごいことだと思います」と称賛。「藤吉さんとご一緒できて本当に良かった。僕にとって藤吉さんは戦友です。役者・藤吉夏鈴の今後が本当に楽しみです。本当に、本当にありがとうございました」と感謝の思いがつづられていた。

 その手紙の言葉を聞くうちに涙があふれ「今日は泣く予定じゃなかったのに……」と語った藤吉。そして言葉を詰まらせながら、それでも振り絞るように「この映画を作っているときは、暗い部屋の中にいるような感覚になることが何度もありました。でも監督と皆さんと、ひとつの作品を作ることができて、今振り返ると、すごく幸せでしたし、完成した作品を観た時にいとおしかったです……」と語り、「監督に会いたいです」と感謝の思いを付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』は8月9日より全国公開

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