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宇宙飛行士・野口聡一、NASA裏方へのリスペクトに感動『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』を絶賛

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月15日 19時1分

 宇宙飛行士の野口聡一が15日、都内で行われた映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』の公開直前イベントに出席、映画を絶賛すると共に、メジャーリーガー・大谷翔平選手との宇宙にまつわるエピソードを明かした。この日は中川翔子、滝沢カレン、タモリのものまねで知られるジョニー志村も登壇した。

 『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は、アポロ11号による人類初の月面着陸を題材に、“全世界が目撃した月面着陸の映像が偽物だったら?”という都市伝説から着想を得た物語。「アポロ計画」成功のため政府に雇われた凄腕のPRマン、ケリーをスカーレット・ヨハンソン、彼女と対立するNASAの実直な発射責任者コールをチャニング・テイタムが演じ、2人がぶつかり合いながらも人類の壮大な夢の実現に向かっていく姿をオリジナル脚本で描く。

 野口は本作について「スカーレット・ヨハンソンが出ているから観るか、くらいの勢いで観たんです。(ヨハンソンが)好きなので」と照れ臭そうに明かしつつ、「でも、(実際には)ドキュメンタリーに近い作品で、NASAの若い技術者たちの熱意とか、広報担当者、歴史に名が残っていない裏方の人たちの姿をきちんと捉えていて感動しました。まさに裏方が歴史を作ったんだということがわかる内容です。当時、現場にいた方々へのリスペクトが感じられる、素晴らしい作品でした」と本作を絶賛する。

 アポロ11号は本当に月面着陸に成功したのか? という都市伝説についても野口は「プロフェッショナルの私から」と前置きしたうえで「昔は結構こういう話を聞きました。宇宙飛行士になった、30年くらい前は特に。月に本当に着陸したのか? とか、地球は本当に丸いのか? とか、トンデモ論がいっぱいあった。この(アポロ11号の)話もそのうちの一つ。情報も少なかったのでそういう話がたくさんあったんです」と噂が出はじめた当時を回顧。そのうえで映画について「『国家が何かを隠してる』みたいな、当時の世の中の雰囲気を映画でよく再現しているなと思いました」と語った。

 またトーク中、「誰と月に行きたいか」という話題に野口は「連れて行くなら家族。妻と子供達」と即答。「3回、宇宙に行っていますけど、いつも仕事で行くので、一緒に体験していない。それが負い目になっている」と告白。隣の中川が「今なら大谷翔平選手」と回答すると敏感に反応し、「3回目に宇宙に行った時に、宇宙から大谷くんと話をしたことがあるんです」と大谷選手とのエピソードも披露。「まだエンゼルスにいた頃です。月に行ったら(打ったボールが)6倍飛ぶという話をしたら喜んでいました」と振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は7月19日より公全国公開

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