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主演はだれ?吉岡里帆、山田孝之ら共演で描く死刑囚の逃亡劇『正体』11月公開決定!

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月11日 6時0分

 横溝正史ミステリ大賞出身の作家・染井為人による傑作小説「正体」を、『余命10年』などの藤井道人監督が実写映画化した『正体』が、11月29日に公開されることが決定し、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之ら、主演以外の4人のメインキャストが発表。併せて、超特報映像とティザービジュアルも公開された。

 本作は、変装と潜伏を繰り返しながら日本中を駆け巡る死刑囚・鏑木の488日間におよぶ逃走劇の様子を追う逃亡サスペンス・エンタテインメント。殺人事件の容疑者として逮捕された鏑木(未発表・主演)が脱走し、彼を追う刑事の又貫(山田)は、日本各地で鏑木と出会った沙耶香(吉岡)、和也(森本)、舞(山田杏奈)を取り調べることに。だが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった……。2022年には亀梨和也主演でドラマ化もされている。

 主演の“正体”は不明のまま、ほかのメインキャストが発表という異例の本作。東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくも彼の無実を信じるという女性・沙耶香を吉岡が、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働き鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う男・和也を森本が、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く舞を山田杏奈が、そして、鏑木を追う刑事の又貫を山田孝之が演じる。

 公開された超特報映像では、脱走する鏑木の後ろ姿から始まり、取り調べを受ける3人の思い、そして刑事・又貫からの「気付かなかったんですか 彼の正体に」という一言と共に、見事な変装を繰り返す鏑木の後ろ姿が映し出される。最後は険しい表情で拳銃を向ける又貫と、さまざまな局面を逃げ切ってきたであろう鏑木の必死な背中で締めくくられており、その“正体”が気にならずにはいられない映像となっている。

 また、併せて公開されたティザービジュアルは、逃走する鏑木の後ろ姿が中心に据えられ、その周りを追う、信じる、疑う、恋するというそれぞれの表情をした鏑木を知る4人が囲むデザインに。タイトルの『正体』の大きな文字が作品を物語っており、近日明かされるという主人公・鏑木の“正体”を予想したくなる1枚となっている。(高橋理久)

キャスト、監督、原作者のコメント全文は以下の通り。

吉岡里帆(沙耶香 役)

偶然出会い、好きになって、大事に想って、ずっと一緒にいられたらなと思えた人が連続殺人鬼かもしれないと知ってしまったら...人生で絶対に起こって欲しくない悪夢みたいな状況。自分だったらどう思って、その人の言葉をどのくらい信じる事が出来るんだろう...お話を頂いてから撮影が終わるまでずっとそのことを考えていました。
藤井道人監督の丁寧な導きや、柔らかな感性と思考回路に背中を押されて私自身も踏ん張りながら目を逸らさず本と向き合うことが出来ました。スタッフの皆様もあの過酷な現場をプロフェッショナルな技術と精神力で走られていてとてもカッコ良い精鋭部隊だなと思いました。私自身も皆様に早く作品を見て頂きたいです!

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