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25年大河「べらぼう」鬼平こと長谷川平蔵役に中村隼人!追加キャスト11名発表

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月15日 5時0分

 横浜流星主演の2025年放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の新たな出演者11名が15日に発表され、歌舞伎俳優の中村隼人が池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」やドラマなどの主人公・鬼平として知られる長谷川平蔵を演じることが明らかになった。中村にとって大河ドラマへの出演は「龍馬伝」(2010・徳川家茂役)、「八重の桜」(2013・松平定敬役)以来、3度目、12年ぶり。中村のほか生田斗真、眞島秀和、高梨臨、奥智哉、寺田心、映美くらら、吉沢悠、矢本悠馬、相島一之、石坂浩二の出演が決定し、奥と映美は大河初出演、石坂は14年ぶり12作目となる。

 大河ドラマ第64作となる本作は、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見出し、東洲斎写楽を世に送り出した蔦屋重三郎(横浜)を主人公にしたストーリー。脚本を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子が務める。

 中村が演じる長谷川平蔵は、老中・松平定信に登用され「火付盗賊改役」を務め、凶悪盗賊団の取り締まりに尽力。その人柄も相まって庶民から「今大岡」「本所の平蔵様」と呼ばれて絶大な人気を誇った。青年時代には風来坊で「本所の銕」と呼ばれ、遊里で放蕩の限りを尽くしたという逸話がある。

 中村は主演の横浜流星と2023年上演の舞台「巌流島」で共演。横浜が剣豪・宮本武蔵を、中村が武蔵と対決する佐々木小次郎を演じた。その後も二人は公私ともに親睦を深めているといい、中村は再共演に「沢山の素敵な俳優さんがたが発表になり、来年の大河ドラマも楽しみだなと思っていた所にオファーをいただけたので、とても驚きました。主演の横浜流星君とは、昨年舞台をご一緒してから公私共に仲良くさせてもらっているので、流星くんと映像で共演出来るのが楽しみです。(“鬼平”こと長谷川平蔵は)長い間、時代劇の中で様々な世代の方々に親しまれている人物だと思います。本作では火付盗賊改方になる前、吉原で放蕩三昧していた若い頃から演じさせて頂くので、カッコイイ平蔵ばかりではなく意外な一面も見せていきたいと思います」と期待を込めている。

 生田斗真は11代将軍家斉の父・一橋治済(はるさだ)、眞島秀和は田沼意次(渡辺謙)との深い絆を持つ10代将軍徳川家治(いえはる)、高梨臨は家治の側室・知保(ちほ)の方、奥智哉は意次の政策を批判する徳川家基(いえもと)、寺田心がのちに「寛政の改革」を行う松平定信、映美くららが家斉の乳母・大崎(おおさき)、吉沢悠が意次に抜擢され勘定奉行となる松本秀持(ひでもち)、矢本悠馬が反田沼の“世直し大明神”の佐野政言(まさこと)、相島一之が田沼の外戚の老中・松平康福(やすよし)、石坂浩二が吉宗、家重、家治の将軍三代に仕え、家治からは「西の丸の爺」と呼ばれ信頼された老中首座・松平武元(たけちか)を演じる。

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