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萩原聖人、ウルトラマンアークは「シュワッチ」ではなく「ショワッチ」 声で捧げる昭和ウルトラマンへのオマージュ

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月20日 9時30分

 萩原と同じく昭和のウルトラマンシリーズが大好きな辻本監督からは、ウルトラマンアークの声に対して「初代マンからレオまでをオマージュしたい」とオーダーがあったという。アフレコでは、萩原が辻本監督の細かなディレクションの下、ウルトラマンアークの声を複数バージョン収録した。

 「辻本監督が最も重要視していたのは、声の部分です。とにかく昭和のウルトラマンをオマージュしたいということで、最初に『シュワッチ』を『ショワッチ』にしたいと話をしました。『本気か、この人!?』と思うほど細かなニュアンスにまでこだわっているんです。監督とは世代が近いこともあって、(監督の意見に)共感しやすかったですし、出してくれるヒントがすごく的確でした。監督が実際に披露する声もかなり上手で、『監督、自分でやっちゃえば!』と思ってしまうくらい(笑)。監督のヒントを自分なりにアレンジしながら収録しました」

新規怪獣へのロマン

 「ウルトラマンアーク」には、鎧甲殻獣シャゴン、古代怪獣リオド、宇宙獣モノゲロス/ディゲロスと新規怪獣が続々と登場している。ウルトラマンだけでなく、怪獣にもロマンを感じるという萩原は「怪獣が好きになるのは、 常に新鮮な造形が生まれるからです。『ウルトラマンアーク』でも、次回はどんな怪獣だろう? と惹かれるものがあります。かつて初代マンのオープニングでは、最後にその回の登場怪獣がクレジットされていて、そこに2~3体の名前が入っていると、すごくワクワクした感覚があります。怪獣の造形は芸術。一つ一つ新しい絵を見るような感覚に近いかもしれません」と熱弁する。

 萩原と辻本監督によって生まれた、唯一無二のウルトラマンの声。「大人が観ても楽しめる作品に変わってきましたが、子供たちに観てほしいという思いはメインにあると思います。僕や辻本監督の愛は、造形や世界観に対してはもちろん、僕たちを育ててくれた(特撮への)感謝みたいなものがあると思うんです」

 ユウマのルーツは「第3話に詰まっている」とも語った萩原。「ユウマはとんでもなく辛いことに直面しました。その後、彼はどう生きていくのか。心の中にテツヤが遺した最後の言葉があったから、今の彼があるということが、この第3話でハッキリわかると思います。ユウマが背負っているものを含め、『ウルトラマンアーク』の魅力となるきっかけの回なので、ぜひ楽しんでいただきたいです」とリピート視聴するファンに向けてアピールしていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「ウルトラマンアーク」毎週土曜午前9時~テレ東系6局ネットほかにて放送中

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