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『怪盗グルーのミニオン超変身』V2!『ミニオンズ』第3弾の2027年公開も決定【全米ボックスオフィス考】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月16日 11時22分

 先週末(7月12日~7月14日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、イルミネーションのアニメーション映画『怪盗グルー』シリーズ第4弾『怪盗グルーのミニオン超変身』が興行収入4,359万8,695ドル(約70億円)で2週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル160円計算)

 スピンオフ『ミニオンズ』シリーズも含めると6作目となり、6作合計の世界興収は50億ドル(約8,000億円)を突破。これはアニメーションのフランチャイズとして史上初の快挙となる。この大ヒットを受け、『ミニオンズ』シリーズ第3弾が2027年6月30日に米公開されることが決まった。

 2位には、『イット・フォローズ』のマイカ・モンローがFBI捜査官に、ニコラス・ケイジが不気味なシリアルキラーにふんしたホラースリラー『ロングレッグズ(原題) / Longlegs』が興収2,240万119ドル(約36億円)を上げて初登場。配給会社ネオン史上最高のオープニング興収を記録するヒットとなった。ケイジのシリアルキラーぶりが評判な上、ケイジの狂気的なメッセージを聞くことができる電話番号や、不気味な1990年代スタイルのホームページを公開するなど、ネオンの趣向を凝らした宣伝が功を奏した。

 公開5週目の『インサイド・ヘッド2』はワンランクダウンの3位。世界興収は13億4,869万6,845ドル(約2,158億円)に達し、2018年の『インクレディブル・ファミリー』を抜いてピクサー史上最大のヒット作となっている。

 アポロ計画を背景にしたスカーレット・ヨハンソン&チャニング・テイタム共演のロマコメ『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は、ビッグネームを擁しながらも興収940万2,176ドル(約15億円)で5位デビューと振るわなかった。インド映画『インドの仕置人』の続編となる『インディアン2(原題) / Indian 2』は初登場10位にランクインした。(編集部・市川遥)

7月12日~7月14日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『怪盗グルーのミニオン超変身』
2(初)『ロングレッグズ(原題) / Longlegs』
3(2)『インサイド・ヘッド2』
4(3)『クワイエット・プレイス:DAY 1』
5(初)『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
6(5)『バッドボーイズ RIDE OR DIE』
7(6)『ホライズン:アン・アメリカン・サーガ − チャプター1(原題) / Horizon: An American Saga − Chapter 1』
8(4)『マキシーン(原題) / MaXXXine』
9(7)『サウンド・オブ・ホープ:ザ・ストーリー・オブ・ポッサム・トロット(原題) / Sound of Hope: The Story of Possum Trot』
10(初)『インディアン2(原題) / Indian 2』

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