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「海のはじまり」弥生を救う“天使”海の言葉が神すぎた!

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月22日 23時22分

 22日に放送された目黒蓮(Snow Man)主演の7月期月9ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系で毎週月曜夜9時~)の第4話は、子を産む決意を固めていく水季(古川琴音)と、子を産むことができなかった弥生(有村架純)の残酷な対比が描かれる展開となり、長年苦しみ続けてきた弥生の琴線に触れた海(泉谷里奈)の言葉が注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。

 自分の知らぬ間に水季が産んでいた娘の海と距離を徐々に縮めながらも、「認知する」「父親になる」ことは先送りにする夏(目黒)に対して苛立つ弥生。戸惑いながら「何に焦ってるの?」と問う夏に対して、弥生は「早く決めさせたかったのかも」「早くお母さんになりたかったのかも」と答え、中絶へと追い込まれていった過去を思い返した。喫茶店で恋人にエコーの写真を見せながら妊娠を告げるも、当時交際していた浅井(稲葉友)は「お金(中絶費用)は全額支払う」「ちゃんと責任取らせて」「いい選択だと思うよ」と中絶することを前提に話を進め、ブチ切れる視聴者の怒りの声が続々。「何が責任取らせてだよ」「中絶前提か…」「は?」「どうするかじゃないんだ…」「ありえんやろこの男」と非難ごうごうだった。

 浅井が去った後、ノンカフェインではなく「普通の」コーヒーを注文する弥生の心中に思いを巡らせる声が相次ぐなか、さらに追い打ちをかけたのが母親の心無い言葉。恋人が出産に乗り気でないことを知るなり「ムリだからね…」と子育ての協力を拒絶した挙句「お金ちゃんと出させないよ」と言い放った。

 一方、水季は母・朱音(大竹しのぶ)に中絶を告げ修羅場にもなるも、心の底では出産を望んでいる娘の意志を汲み取った父・翔平(利重剛)の優しさに導かれ、出産を決意。追い詰められた時にそばに頼れる存在がいた水季と、独りぼっちの弥生の対比を指摘する声もあった。

 かつて夏が海が産まれていたことに安堵し「ずっと自分が“殺した”って思っていたから」とつぶやいた時から、苦しみ続けていた弥生。ついに夏に子を産めなかった過去を打ち明け、夏は彼なりに弥生に寄り添おうとするも弥生は「許しが欲しいわけじゃない」「ただ自分が無理で」「自分をどうしたって許せない」と自分を責めるいっぽう。そんな弥生を思いがけず救ったのが海だった。

 夏と弥生がぎくしゃくしているのを察知した海は弥生に電話すると「弥生ちゃんに会いたがってたよ」「さみしそうだった」「夏君が悪いこと言ったの?」と聞き取り調査。「わたしが悪口言っちゃったの。それで傷ついてるんじゃないかな。会えなくてさみしいとかじゃないと思うよ」と閉じこもる弥生を「弥生ちゃん悪くないって夏君言ってたよ」「誰も悪くないのに、みんな好きなのに夏君と一緒にいちゃダメなの?」と懸命に励まし寄り添い、「本当はもっと人に寄りかかりたい」弥生の心をほぐしていった。

 誰よりも“頼れる”存在だった海に共感や称賛が相次ぎ、SNSでは「大人になるとそうは考えられないよね」「海先生良いこと言うね」「海ちゃんパワーすごい」「海ちゃんが一番大人…」「海ちゃんの言葉が心に刺さる」「海ちゃんの素直な気持ちが大人の心を融解させてくれる」と喜びに沸いた。

 ちなみに劇中、水季が海に読み聞かせていた絵本の「くまとやまねこ」(湯本香樹実・文/酒井駒子・絵)は、友だちをなくし哀しみに閉じこもるくまの物語。第40回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。2009年版国内絵本「この絵本が好き!」第1位、第1回MOE絵本屋さん大賞第1位に輝き、アメリカの老舗書評誌「カーカス・レビュー」“会話のきっかけ作りにうってつけな最高の絵本2023”に選出され、アメリカ、フランス、ドイツ、ブラジル、中国など各国で親しまれている。(石川友里恵)

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