1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

「光る君へ」吉高由里子&佐々木蔵之介、まひろと宣孝の結婚を振り返る

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月28日 21時0分

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で夫婦役として共演した吉高と佐々木蔵之介が、紆余曲折のあった夫婦生活を振り返った。28日放送・第29回放送後に公式Xなどで公開されたインタビュー動画「君かたり内」で語っている(※ネタバレあり。第29回の詳細に触れています)。

 第29回「母として」では、まひろの娘、賢子(永井花奈)が数えの三歳に。子ぼんのうな宣孝(佐々木)に賢子もなつき、家族で幸せなひとときを過ごしていた。しかし宣孝は任地に戻ったまま帰らぬ人となった。宣孝はまひろの父・為時(岸谷五朗)の親友であり、まひろが幼いころから一家を見守ってきた存在。まひろが越前守となった為時に同行し越前で暮らしていたころ、宣孝から突然求婚。まひろは自身に想い人がいることをわかったうえで「ありのままのおまえをまるごと引き受ける」という宣孝に押されて結婚を決めた。

 まひろが書にしたためた「お酒を飲んで寝ると時々息が止まる」という描写から、宣孝が「睡眠時無呼吸症候群」ではないかという見方もあったが、第29回では宣孝の正妻の従者がまひろのもとを訪れ、宣孝が「にわかな病」で亡くなったことを告げた。吉高はこの時のまひろの心境を「「え、この間までめちゃくちゃ元気だったのに」っていう。宣孝さんの笑顔が飛び込んできたなっていう風に感じていて。そのにわかな病なんて知らされてもないし、知らないし、あんなに元気だったのに嘘なんじゃないのかなっていう。多分、まだなんか他人事じゃないですけど、なんか自分の家族に起こったことって受け止めることができてないんじゃないかなっていうシーンだったなっていう感じです」と振り返る。

 一方、佐々木は宣孝のあっけない最期について「結局はまひろからいろんなものをいただいてばっかりだなって。いろんなことを最後いただいてばっかりだけど、賢子を命名することができたという。そして多分彼は天寿を全うできたなって。途中で折れたわけではなく、天寿を全うして亡くなったなって。まだ未来はあったかもしれないけど、その未来の種のさえも今持ったまま何かが尽きたとか枯れたではなく、そのままいけたなっていうふうに思っております」と天寿を全うしたと受け止めている。

 初めは突然のことを受け入れられずにいるまひろだったが、賢子が父の姿を捜し求めているのを見て涙を流す。吉高は、まひろにとって宣孝がいかに大きな存在であったかを改めて思い返す。「それこそ、賢子の年齢の時からずっとまひろのことを宣孝さんは見ていただろうし、ただの夫としてじゃなくて、面倒を見てくれるおじちゃんっていう感覚から自分が成人していって、少女を超えてちょっと大人になってきて、お父さんの話は嫌だけど宣孝とは話せるっていう時代もあったと思いますし、まひろの全部を知ってると思うから、本当に抜け殻みたいになっちゃうんじゃないかなっていう風な気持ちでした」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください