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「海のはじまり」夏が無意識におかした罪…母の圧倒的“正論”に絶賛相次ぐ

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月30日 0時28分

 29日に放送された目黒蓮(Snow Man)主演の月9ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系で毎週月曜夜9時~)では、夏(目黒)が亡くなったかつての恋人・水季(古川琴音)との間に娘・海(泉谷里奈)が産まれていたことを家族に告げる展開となり、母・ゆき子(西田尚美)が夏に告げた真摯な言葉に揺さぶられる視聴者が続出した(※ネタバレあり。5話の詳細に触れています)。

 海の祖母で、水季の母である朱音(大竹しのぶ)と徐々に距離を縮め、一週間の夏季休暇を南雲家で過ごそうとしていた夏。一方で、夏は自身の家族には娘の存在を打ち明けておらず、朱音に背中を押され決意を固めることとなった。

~以下、第5話のネタバレを含みます~

 なんと切り出したらよいものかと気を揉む夏に対して、ゆき子や父・和哉(林泰文)はてっきり弥生(有村架純)との結婚を報告するものと勘違いし、お祝いムード。食卓には夏の好物である山盛りのコロッケが並び、はしゃぐ家族たちに戸惑う夏だが意を決したかのように「その……子供がいる」と報告。言葉足らず過ぎて「さずかり婚」と思い込んだ家族たちは驚きながらも祝福。夏は一層、話しづらくなるがついに弥生の子ではないことを告げた。

 「妊娠は聞いていた、おろしたと思ってた」とありのままを告げた夏だったが、ゆき子は心配をかけると思って口をつぐんでいたという夏に「でも産むって言われたらどうしてた? それも隠した?」「心配かけると思ったんじゃないでしょ? 隠せるって思ったのよ」「男だからサインしてお金出して、優しい言葉かけてそれで終わり。体が傷つくこともないし、悪意はなかったんだろうけど、でもそういう意味なの。隠したって、そういうことなの」と声を詰まらせながら夏が無自覚に冒していた罪を指摘した。真摯な言葉をかみしめるようにうなずく夏の様子に「お母さんド正論」「一言一句間違ってません」「正論過ぎて刺さる」「素晴らしい」「この親にしてこの子ありって感じだな」と称賛が相次いだ。

 一方、和哉や弟の大和(木戸大聖)が「隠したのはよくなかったけど…」「違うんでしょ?産んでたんでしょ?」と夏を擁護するのに対し、ゆき子は「だから言ってんの。あ~良かった。生きてたんだって。罪悪感なくなってすっきりって。そんなのんきなこと思うのお母さん絶対許さない」「弥生ちゃんのことは任せる。弥生ちゃんの意思に異論はない。でも、何かを強要させんのは許さない」とあくまで水季や弥生ら女性たちを慮り、「凄い人」「弥生さんにもこんなお母さんがいたら違っていただろうな」と感じ入る声も。

 さらには、ゆき子が海のことで初めに聞いたのが「名前」だったことも彼女の温かな人柄を表すものとして注目を浴びた。なお、後日夏が海を連れて月岡家にやってきたときには海と大和が顔を合わせるなり互いに笑顔を爆発。たちまち意気投合して視聴者をほっこりさせていた。

 夏が自身の家族や朱音らと衝突し合いながらも前進する一方で、水季が亡くなってからやり場のない気持ちを抱えて立ち止まっているのが、水季の職場の同僚だった津野(池松壮亮)。夏を顔を合わせるたびに苛立ちをあらわにしていた彼だが、本エピソードでは「死んでから現れるなんて調子いいよね」と本音を漏らす場面が。水季をそばで支え続けていたにもかかわらず、亡くなった途端蚊帳の外に追いやられた彼のモヤモヤに共感する声も多く見られた。(石川友里恵)

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