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『ジュラシック・パーク』シリーズ3作一挙放送

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月4日 5時2分

 スティーヴン・スピルバーグ監督が手掛けた映画『ジュラシック・パーク』シリーズの3作が、全国無料放送BS12(トゥエルビ)の「日曜シネマ劇場」(毎週日曜よる7時~)にて、夏休み恐竜スペシャルとして本日8月4日より放送される。

 4日に放送されるシリーズ第1作『ジュラシック・パーク』(1993)は、ベストセラー作家マイケル・クライトンの原作を、スピルバーグ監督が驚がくのVFX映像で映画化したシリーズの原点。最新クローン技術によって恐竜を現代に甦らせたインジェン社社長のハモンド(リチャード・アッテンボロー)は、生きた恐竜が闊歩するテーマパーク“ジュラシック・パーク”を建造。その安全性を調査検証するため、古生物学者のアラン(サム・ニール)、古代植物学者のエリー(ローラ・ダーン)、数学者イアン(ジェフ・ゴールドブラム)ら、さまざまな分野の専門家が島に招かれ、ハモンドの孫たちと共にパーク内を見学するツアーに向かう。

 11日に放送される『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)は、恐竜をこよなく愛するスピルバーグ監督が、前作を上回るスケールで描いた超大作の続編。前作に引き続き登場する数学者のイアンが、本作では主役として活躍する。通称“サイト B”と呼ばれるソルナ島に極秘で作られた、生きた恐竜のテーマパーク“ジュラシック・パーク”。パーク閉鎖後、野放しとなった恐竜たちは、今も滅びることなく繁殖を続けていた。そんなある日、イアンは、インジェン社長のハモンドから再び、恐竜たちの生態を調査するように依頼される。その危険性から一度は拒否するも、恋人の古生物学者サラ(ジュリアン・ムーア)が既に島に向かった事実を知り、仕方なく島へと出発する。

 そして1週空いて25日に放送されるシリーズ第3弾の『ジュラシック・パーク III』(2001)は、2作目まで監督を務めてきたスピルバーグが製作総指揮にまわり、『ミクロキッズ』『ジュマンジ』のジョー・ジョンストンが監督を務める。研究資金に困窮していた古生物学者のアランと助手のビリー(アレッサンドロ・二ヴォラ)の元に、事業家を名乗るポール(ウィリアム・H・メイシー)とその妻アマンダ(ティア・レオーニ)がソルナ島観光ツアーのガイドの依頼に訪れる。島の上空を飛行機で回るだけという条件で渋々それを受諾するが、約束に反した夫妻によって、再び、恐竜たちの世界に足を踏み入れてしまったアランたちに、恐竜たちが容赦のない牙を剥く。声によるコミュニケーションなど高度な知能を持つラプトルの意外な生態や、ティラノサウルスを上回る凶暴性を誇る巨大肉食獣スピノサウルスが迫力の映像で迫りくる。(高橋理久)

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