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ラウールはアクションの覚えが早い!『赤羽骨子のボディガード』石川淳一監督が目撃した“表現者”としての才能

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月3日 9時3分

 丹月正光による人気漫画を実写化した映画『赤羽骨子のボディガード』(全国公開中)の石川淳一監督がリモートインタビューに応じ、主人公・威吹荒邦を演じたラウールをはじめ、主要キャストの見せ場となるアクションについて語った。

 『赤羽骨子のボディガード』は、ヤンキー高校生の威吹荒邦(ラウール)が、とある事情で100億円の懸賞金をかけられた幼なじみの赤羽骨子(出口夏希)を守るため、彼女にバレることなくボディガード生活を送る究極の“守られ系”学園アクションエンタテインメント。

 「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中の原作漫画を実写化するにあたり、石川監督は「漫画と同じ『赤羽骨子のボディガード』というタイトルで、原作を知らない方はもちろん、知っている方には不満が残らないように、各キャラクターの性格や台詞回しなどは台本になるべく盛り込みました」と意識したことを明かす。

 約3年ぶりの映画単独主演となったラウールは、ヤンキー高校生のボディガード役という新境地に挑んだ。劇中では本格的なアクションにも挑戦しており、撮影前に練習を重ねてアクションを覚えていった。

 「アクションはかなり練習期間を設けさせていただきましたが、ラウールさんは普段からダンスを練習されているからか、アクションの覚えがものすごく早かったんです。あと2回ほど練習が必要かと思っていたら、『練習はもう卒業しました』とすぐに現場で披露していただきました」

 石川監督はラウールのアクションスキルだけでなく、表現者としての才能にも舌を巻く。「今回ラウールさんと初めてのお仕事だったので、役者としての力量がどれくらいなのか気になっていました。撮影前に台本読みやリハーサルをさせていただき、台本をお渡しする前に原作を読んでいただいたのですが、漫画と映画のキャラクターの差を含め、ラウールさんが事前に読み込んでいて、リハーサルの段階から、ほぼ公開する映画に近いお芝居をされていました。ラウールさんがご自身で解釈して作ってきてくれたキャラクターを、そのまま生かしていきました」

 荒邦のクラスメイトで、最強の司令塔でもある染島澄彦を演じた奥平大兼については、役とのギャップに注目する。「澄彦は物語の展開上、孤高のリーダーという形であまりクラスメイトと一緒にはしゃぐタイプではなく、怖くなってしまいそうなキャラクターです。奥平さんが兼ね備える可愛らしさで、澄彦の嫌な部分を感じさせず、そのギャップも劇中では垣間見えます。笑顔を見せたりする一面もあったり、チャンスがあればもっと見せたかったです」

 3年4組のキャストには、山本千尋(「ウルトラマンジード」)、工藤美桜(「魔進戦隊キラメイジャー」)、大久保桜子(「宇宙戦隊キュウレンジャー」)など、過去に特撮作品を経験した俳優も名を連ねている。石川監督曰く、彼らのレベルの高さを最も実感したのはアフレコだったといい「工藤さんや大久保さんなどは、アフレコに慣れていらっしゃるんです。他の方々は慣れない部分があったり、難しい場所もあるのですが、特撮経験者の皆さんはとても上手くアフレコしていました」と絶賛している。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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