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遠藤憲一、命に代えても守りたいものは妻!

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月2日 20時9分

 俳優の遠藤憲一が2日、丸の内ピカデリーで行われた映画『赤羽骨子のボディガード』(公開中)の初日舞台あいさつに登壇。作品タイトルにちなみ「命に代えても守りたいもの」という質問に「妻を守る」と回答し、大きな拍手を浴びた。

 「週刊少年マガジン」で連載中の丹月正光による同名コミックを、映画『ミックス。』『変な家』などの石川淳一監督が実写映画化した本作。とある事情から100億円の懸賞金をかけられた赤羽骨子(出口夏希)を守るため、幼なじみで骨子のことが大好きな威吹荒邦(ラウール)らクラスメイトが、持てる能力をフルに発揮して立ち向かう姿が描かれる。イベントには主演のラウール(Snow Man)をはじめ出口夏希、奥平大兼、高橋ひかる(※高は「はしごだか」)、山本千尋、戸塚純貴、有輝(土佐兄弟)、土屋太鳳、石川監督も参加した。

 遠藤は劇中、骨子の父親で、娘を溺愛しつつも陰からバレずに見守る国家安全保障庁長官の尽宮正人を演じているが「今回の役は片目にカラーコンタクトレンズを入れる役なのですが、初めてコンタクトレンズを入れたので眼科で入れ方を教わったんです」と役づくりについて語ると「とても品のいいお姉さんだったのですが、あまりにも僕が怖がってしまい2時間近くかかったので、最後はお姉さんのキャラが変わってしまった。本当に目は怖い」と苦笑い。

 イベント中盤には作品タイトルにちなんで「命に代えても守りたいもの」というお題でトークが展開。共演者の多くが面白回答で会場を盛り上げるなか、遠藤は「ちょっと真面目な回答なのですが……」と前置きすると「僕は普段本当にポンコツで、いつも妻に守られているんです。本当に100パーセント助けられているので、感謝の気持ちを込めて、命に代えても妻を守りたいです」と回答。場内で大きな拍手が巻き起こった。

 また若手俳優が多く出演する作品のなか、司会者から「ベテラン俳優」として遠藤と土屋が紹介される。土屋は、骨子の実の姉妹ながら、父の愛情を受けられなかったゆえに、骨子を殺したいほど憎む長女・尽宮正親役として出演しているが「そんな……」と恐縮しつつも「エンケンさんの前で失礼ですが、今回初めてトメといって、エンドロールの最後に名前を乗せていただく役をいただきました。わたしにとって夢でもあったので、こんな素敵な役でトメを務めさせていただけて、本当に幸せでした」としみじみ。そんな土屋の姿を遠藤は微笑ましそうな表情で見つめていた。(磯部正和)

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