BE:FIRST三山凌輝、映画初主演！乃木坂46久保史緒里とW主演のラブストーリー『誰よりもつよく抱きしめて』来年2月公開

　7人組ダンス＆ボーカルグループ、BE:FIRSTのメンバー・RYOKIとしても知られる三山凌輝が、乃木坂46の久保史緒里とダブル主演を務める『誰よりもつよく抱きしめて』（2025年2月公開）で映画初主演を果たすことが5日、明らかになった。新堂冬樹の同名小説に基づき、身体と心の葛藤を抱える男女3人の人生が交錯するさまを追うラブストーリーで、三山が強迫性障害による潔癖症から恋人にも触れられない青年に、久保がその恋人にふんする。共演に、韓国のボーカル・ダンスグループ・2PMのファン・チャンソン（チャンソン）が名を連ねる。監督は、映画『ミッドナイトスワン』『サイレントラブ』などの内田英治。

　絵本専門店に勤める水島月菜（久保史緒里）は、絵本作家の水島良城（三山凌輝）と同棲中。長く交際してきた二人は互いのことを大事にしているが、良城は強迫性障害による潔癖症を患っていて、すべてのものに直接触れることができなくなっている。恋人の月菜にも触れることができず、手をつなぐことすらできない。ようやく治療を決意した良城が、病院で初めて同じ症状の女の子・千春に出会う。葛藤を共有できる二人の交流に、月菜が嫉妬のような感情を覚えてしまう。そんななか、月菜の前に、恋人と触れ合っても心が動くことができない男、イ・ジェホン（ファン・チャンソン）が現れる。触れることがままならない者たちがすれ違い、ぶつかり合い、関係が交錯していく。

　月菜を演じるのは乃木坂46のセンターも経験し、大河ドラマ「どうする家康」（織田信長の娘・五徳役）や映画『左様なら今晩は』など女優としても活躍目覚ましい久保史緒里。恋人に触れてもらえず、彼の病気を理解しつつも自分の揺れ動く心に思い悩むという設定。絵本作家の水島役に、現在放送中の朝ドラ「虎に翼」で主人公・寅子（伊藤沙莉）の弟・直明役も話題の三山凌輝。強迫性障害による潔癖症で、常にビニール手袋着用で生活し、同棲する恋人の手にも触れることができない。二人の関係が不安定になるなか、月菜の前に現れる男イ・ジェホンを、2PMのメンバー、チャンソンとして活動しながら、新堂冬樹の小説を日本で映画化した『忘れ雪』やドラマ「だから俺はアンチと結婚した」（Amazonプライム・ビデオ）などに出演するファン・チャンソンが演じる。

　本作で初の映画主演を務める三山は「内田監督とは以前に偶然海外でお会いしたご縁もあり、いつか作品で御一緒できたらと話をさせて頂いていたのですが、まさかこんなに早く、しかも監督の作品で自分にとっても初の主役を努めさせて頂くことになるなんて、そのスピード感含めて、本当に驚きの連続でした」とコメント。演じる良城について「当初シンプルにワクワクした部分がありましたが、自分の陽の性質に比べ、すごくかけ離れていたり、更には強迫性障害を患っているということもあり、自分とは正反対とも言える、この難しいキャラクターを演じるには、どう役に向き合えばいいのか、最後まで、ずっと考え試行錯誤し続けました」と語っている。