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『インサイド・ヘッド』第3弾の可能性は?監督、ピクサーCCOが語る

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月5日 19時3分

 そもそも『インサイド・ヘッド2』の企画がスタートしたのは、『インサイド・ヘッド』(2015)を観た人々が「自分自身や子育ての仕方について、今までと違った風に考えるようになった」などと同作が彼らに与えた影響の大きさを何年たってもドクターに伝え続けたからだ。ドクターは「『インサイド・ヘッド』がこれほど人々の心に残っているのだったら、ここには語るべき他のストーリーもあるのかもしれない」と考え、『モンスターズ・ユニバーシティ』『2分の1の魔法』などのストーリースーパーバイザーとしての仕事ぶりを評価していたマン監督に白羽の矢を立て、続編のアイデアを出すように求めた。

 続編で新たな感情シンパイをメインに描くというのは、マン監督のアイデアだ。マン監督は「それは初期に決まった。ほかにも新たに現れる感情のリストを作ったけどね。僕は何でもリストにするタイプなんだ。僕の中に多分シンパイがいるんだろうな(笑)。準備しなくちゃって思ってしまう。シンパイを選んだのは、僕がライリーの年齢の頃に共感できる感情だったし、大人になった今も共感できるから。かなり初期にこの案を提案したよ」と振り返る。

 さらに「“感情の乗っ取り”をやりたかったんだ」とマン監督。「それは1作目とかなり違うものだとも思ったから。ヨロコビとカナシミが偶然本部の外に放り出されるのと違って、何者かによって意図的に追い出されたら面白いんじゃないかと。だからこの続編を“感情の乗っ取り映画”として提案したよ。有名な舞台女優が最後には若い野心的な女優に取って代わられるさまを描いた映画『イヴの総て』(1950)にすごく影響を受けていて、その感情バージョンというところから始まったんだ」と本作も前作とは違う“新たな要素”という部分から動き出していったと明かしていた。(編集部・市川遥)

映画『インサイド・ヘッド2』は公開中

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