「仮面ライダーガヴ」日野友輔が仮面ライダーヴァレンに変身！グラニュートを追うフリーライター役

　令和仮面ライダーシリーズ第6作「仮面ライダーガヴ」（9月1日午前9時スタート・テレビ朝日系）のスタートアップ番組が11日に配信され、仮面ライダーヴァレンに変身する辛木田絆斗（からきだ・はんと）を、俳優の日野友輔（ひの・ゆうすけ／22）が演じることが明らかになった。

　「仮面ライダーガヴ」は、シリーズ初のお菓子をモチーフにした仮面ライダー。異世界から来たお菓子大好きの主人公・ショウマが、幸せな人間をさらおうとする敵・グラニュートに立ち向かう。主演を知念英和、ヒロインを宮部のぞみが務める。

　日野が演じる辛木田絆斗は、フリーのライターとして働きつつ、グラニュートの情報を追う青年。仮面ライダーガヴの登場で、いままでは人知れず人間をさらっていたグラニュートの存在も明るみにでるようになり、自身もグラニュートとの戦いに身を投じていく。辛木田絆斗が変身する仮面ライダーヴァレンは、ガヴとは異なり銃が変身アイテムとなる。

　日野は2002年6月3日生まれ、愛知県出身。東海エリア4県（愛知・岐阜・三重・静岡）のご当地イケメンボーイズを発掘する「TOKAIスクールボーイズ」オーディションから誕生したボーイズグループ「Hi☆Five」のメンバーでもあり、俳優として舞台「ハイスクール・ハイ・ライフ」、ジュエルステージ「オンエア！」にも出演している。

　メディアの囲み取材会に出席した日野は、「マネージャーからドッキリ的な感じで（出演のお知らせを）伝えていただきました」と当時を振り返る。高校の同級生には、棋士の藤井聡太七冠がいるそうで「彼が活躍すると僕に取材の仕事が来るという関係性でして、今回も『藤井くんがすごいから、コメントを取らせてほしい』とマネージャーから言われて、収録用カンペを見たら『2号ライダーに決定』と書れていたので、その場に崩れ落ちて涙を流しました」と明かした。

　脚本家の香村純子が描く「仮面ライダーガヴ」の世界観について、「台本をいただく度に次の展開が気になって、『早く次の台本がほしい！』と思うくらい本当に面白いです」と日野。「1本のドラマとしても面白いですし、登場するキャラクターもみんな魅力的で、人生が複雑に混じり合っているので、毎週見逃さないでほしいです」とアピールする。

　自身が演じる辛木田絆斗は「生い立ちも含めて苦労人」であると説明。「その苦労を乗り越えてきたからこそ、社会を生き抜く生命力を持っています。自分の中にあるトラウマ的な出来事から人を遠ざけたり、自分の身を危険に晒しても全く動じない強さも兼ね備えているキャラクターです」と続け、「絆斗がどういう展開で仮面ライダーヴァレンになるのかは、ぜひ注目していただきたいポイントです」とアピールしていた。（取材・文：編集部・倉本拓弥）