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『キングダム』要潤の騰が鬼強!待望の名シーンが「原作まんま」とファン大興奮

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月6日 16時17分

 原泰久の人気漫画を山崎賢人(※「崎」は「たつさき」)主演で実写映画化したシリーズの第4弾『キングダム 大将軍の帰還』(公開中)で王騎将軍(大沢たかお)を支える副官・騰(要潤)の勇姿が注目を浴び、要版・騰に沼るファンが続出している(※一部ネタバレあり)。

 紀元前・中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す秦国の若き王・エイ政(吉沢亮※エイは、上に亡、中に口、下左から月、女、迅のつくり)を描く本シリーズ。第4弾となる本作では、秦と趙の「馬陽の戦い」で敵将を討った信と仲間たちが趙の総大将・ホウ煖(吉川晃司)にうちのめされる展開に。これまで戦局を静観していた王騎が戦地に舞い戻り、ホウ煖との過去の因縁が明かされていく。

~以下、『キングダム 大将軍の帰還』の一部ネタバレを含みます~

 2019年公開の第1作から全作にわたって登場している騰は、信が背中を追い続ける大将軍・王騎の右腕。王騎の信頼も厚いが、これまでは王騎と共に涼やかな表情で戦局を静観し、彼の活躍がクローズアップされることはなかった。最新作ではついに騰が真価を発揮する展開となり、原作ファンの間で“ファルファル”と呼ばれる名シーンが登場。劇中でもすい星のごとく現れ、何が起きているのかわからない神業を披露する騰に敵兵たちが度肝を抜かれる描写があるが、彼の勇姿を見届けた観客たちも同様。「ファルファルが見れて嬉しい」「原作まんま」「実にファルファルしてた」「騰…鬼強」「要潤さんの草刈り機みたいなの凄かった!」「騰が強すぎて笑ってしまったw」「騰のバケモノっぷりが気になる!」と興奮、歓喜の声で盛り上がっている。

 要は「前作までは王騎と二人で戦を見守っているシーンが多かったので、ずっと“戦いたいなあ”という思いはありましたね(笑)」と待望の瞬間だったことをシネマトゥデイのインタビューで語っており、「(佐藤信介)監督にも“ファルファル”は、刀を振った際の擬音なのか、騰が口で言う掛け声のようなものなのかを尋ねたことがあるのですが、その芝居は俳優側に委ねてくれたので、僕が口で言うことも可能ではありましたが、自分としてはやはり刀を振っている時の擬音として鳴っている音なんだと解釈して演じました」と裏側に触れている。

 本作は7月12日より全国532館(IMAX:50館、MX4D:13館、4DX:60館、ScreenX:16館、ULTRA4DX:4館、DolbyCinema:9館を含む)で公開され、公開21日間で興収50.5億円を記録し、シリーズ4作連続で50億円突破の快挙を達成。公開24日間の累計成績は、動員365万人、興収54億円超えとなっている(※数字は興行通信社調べ)。(編集部・石井百合子)

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