映画『スター・トレック』最新作、2025年 Paramount+で独占配信決定！ミシェル・ヨーが悪逆非道な主人公に

　全世界で愛される史上最大のスペース・エンタテインメント「スター・トレック」シリーズの最新作『スター・トレック：セクション 31』が2025年、動画配信サービスParamount+（パラマウントプラス）にて独占配信されることが決定し、主演のミシェル・ヨー演じる悪逆非道な主人公フィリッパ・ジョージャウを映し出した特報が公開された。

　「スター・トレック」は半世紀を超える歴史を持ち、史上最大のスペース・エンタテインメントのアイコンとして、何世代にも渡り世界中に大きな影響を与え、愛され続けてきた超大作。地球をはじめとする様々な惑星出身の人種も文化も異なる個性豊かなキャラクターと、宇宙を舞台とした壮大な世界観とストーリーは未だに多くの観客を魅了している。

　そんな同シリーズの待望の最新作となる映画『スター・トレック：セクション 31』は、オリジナル「スター・トレック」シリーズの約10年前を舞台にしたドラマシリーズ「スター・トレック：ディスカバリー」にも登場したフィリッパ・ジョージャウが主人公。大量虐殺や拷問も厭わない悪逆非道な帝国皇帝でありながら、時として周りに無条件に救いの手を差し伸べる一面を持った人物で、そのミステリアスなギャップが多くのファンの心を掴むシリーズ屈指の人気キャラクターだ。本作では、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』（2023）で、第95回アカデミー賞主演女優賞をアジア人として初めて受賞したミシェルが、妖艶な魅力たっぷりに演じている。

　公開された特報では、帝国に忠誠を誓う若き日のジョージャウと、＜セクション31＞と呼ばれる非合法のスパイ活動を行う秘密組織で暗躍するジョージャウの現在の姿が映し出される。ゴージャスな衣装を身に纏い＜セクション31＞の仲間と思われる個性豊かなキャラクターたちの反発を、不敵な笑みと不遜な言葉で華麗にかわす姿からは、彼女のミステリアスな存在感を十分に伝わってくる。

　また、武器を持った敵をなぎ倒すキレキレの戦闘シーンも披露しており、数々のアクション作品に出演経験のあるミシェルのアクションにも期待が高まる。「過去からは逃れられない」と忠告を受け、これまで明らかになっていなかった彼女の過去も明かされることに。いかにして帝国の皇帝へと成りあがったのか、そしてなぜ数百万人もの国民を殺戮する暴君へと変貌を遂げたのか。衝撃の真実が気にならずにはいられない展開となりそうだ。

　製作陣には、「スター・トレック：ディスカバリー」の脚本クレイグ・スウィーニーとオラトゥンデ・オスンサンミ監督が再タッグと組み、映画『スター・トレック』（2009）の脚本と製作総指揮を務めて以来ドラマシリーズも手掛け、映画『M:i:III』（2006）や『アメイジング・スパイダーマン2』（2014）の脚本なども務めるアレックス・カーツマンが、エグゼクティブプロデューサーを務めるなど、これまでの「スター・トレック」シリーズや大ヒット作品などに携わってきたハリウッドを牽引する実力者が名を連ねている。（高橋理久）