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櫻坂46・藤吉夏鈴、購入した机を店から家まで担いで運ぶ

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月10日 15時52分

 櫻坂46の藤吉夏鈴が10日、都内で行われた映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』の公開記念舞台あいさつに登壇し、最近のスクープやチャレンジしたいことを明かした。高石あかり、久間田琳加、中井友望、綱啓永、小林啓一監督も来場した。

 本作は、高校新聞部を舞台に生徒たちが学園の闇に迫る、痛快な青春エンターテインメント。映画初主演で新米記者“トロッ子”として奮闘する主人公・所結衣を演じた藤吉は、「1年前に撮った作品が世の中に出ることが初めてなので、すごく不思議な気持ちですが、皆さんに観てもらえて幸せな気持ちです」と笑顔を見せる。

 ラストシーンが印象に残っているという藤吉が「あの時は自分でもどういう感情だったかわからないんですけど、涙が出そうになる瞬間がありました。心が動く瞬間が少なくなってきていた時期だったので、すごく貴重な感情だなと思ったのを覚えています」と明かすと、結衣を振り回す破天荒な新聞部部長・杉原かさね役の高石も「それがすごく伝わってくる瞬間でした」と吐露。小林監督からは「台本にない台詞を好きなタイミングで発していい」と言われたそうで、高石は「わたしたちの間合いで感じた瞬間に台詞を発していたし、目を合わせてお互いに感じとろうとしている雰囲気だったので、今思っても鳥肌が立つような空気感でした」と充実した表情をのぞかせた。

 小林監督と久しぶりに対面した藤吉は「撮影をしているときは初めての経験が多く、ずっと暗い部屋にいる感覚だったんですけど、終わって時間が経って振り返ってみると、幸せで貴重な時間だったなと思います。何より、お手紙の中で『戦友』と言ってくださったことが本当にうれしかったです」と感謝を示す。小林監督は「心中するつもりで撮影していました」と笑いつつ、「こちらこそありがとうございました」と頭を下げた。

 フリップトークも行われ、“最近のスクープ”を問われた藤吉は「宇多田ヒカルさんがレコードを出していらっしゃって、レコードプレイヤーを持っていなかったので買いに行きました」と“レコードデビュー”したことを告白するも、「(針の落とし方が)下手なのか、音がジジジジッと鳴ってあまり使いこなせてなくて……。あんまりちゃんと聴けてないかもしれないです」と苦笑い。“チャレンジしたいこと”という質問には、藤吉は「家具づくり」と答え、家から徒歩10分の場所にあるアンティークショップで机を買い、そのまま持ち帰ったというエピソードも紹介。小さめの机だったため「配送してもらうのは申し訳ないと思った」そうで、「15分くらい担いで……。結構目立っちゃいました」とはにかんでいた。(錦怜那)

映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』は公開中

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