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「光る君へ」柄本佑、紫式部が道長の子を出産する展開に衝撃 「覚悟を感じた」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月18日 20時45分

 「やはりそうなのかとは思いませんでした(笑)。そういう展開になりそうだということは風の便りで聞いていましたが、正式に知った時には“まさかそんな……”っていうね。一方で、この組のある種、覚悟みたいなものを感じずにはいられなかったですね。そういう決断をしたことに勇気をもらった気がしますし、この組がより好きになりました」

 これまで劇中でまひろ、道長がそれぞれ月を見上げる場面がたびたび登場していたが、18日放送・第31回ではそれらを回収する場面があった。まひろがふと道長に「人はなぜ月を見るのでしょう」と投げかけ、道長は「誰かが今、俺が見ている月を一緒に見ていると願いながら俺は月を見上げてきた」と答える。ト書きには「決壊しそうな想い」とあるが、道長が言う“誰か”とはやはりまひろのことなのか?

 「まひろが隣にいるから、何かまひろに言っているんじゃないような感じもするけど、でも明らかにまひろのことを言ってるんじゃないかなって思います。というのもまひろと道長って、離れている時間の方が長かったりするから。道長は非常にストレートな人だとも思うので、まひろに向けて言ったということでいいんじゃないですかね。加えて『直秀も月におるやもしれんな』と亡き直秀(毎熊克哉)に想いを馳せる描写もあって、とても撮影が大変だったのもあるけど印象深いシーンです」

 撮影が大変だった理由はどんなことなのか?「1つは、ものすごい長いシーンだったこと。今までのような、まひろの思いが錯綜して、一言前に言ったことを覆してくるみたいな、そういうものとは違って、これまでのことを1度決算するようなシーンになっている。最終的に月を眺めてまひろが『人はなぜ月を見るのでしょう』というところに帰結して、そこからまた先に進む。いわば推進力になるシーンなので、そういうシーンっていうのはやっぱりエネルギーを使う。非常に体力を持っていかれるシーンだったりもするので、そこは吉高さんと協力し合いながら切磋琢磨しました」

 第31回は、道長がまひろに「枕草子」を超える物語の執筆依頼をし、まひろがついに「源氏物語」を書き始める記念すべき回でもある。現在は先の撮影をしているというが、柄本は内裏で女房装束をまとい「源氏物語」を執筆中の吉高(まひろ)について「めっちゃ紫式部!」と興奮気味に話す。

 「初めに見たのは立ち姿だったんですよ。その時もまたすんとして、衣装の着こなしも非常に美しいな、なんて思ったんですけど、凄いのが筆の練習をしている姿。『紫式部じゃん!』『すげぇ』って。これからその書き姿がたくさん出てくると思いますが、以前、目にした宇治橋にある紫式部の石像、まさにあんな感じです。本気で「源氏物語」に取りかかっていくまひろとのやり取りの時はちょっと気を抜いたら道長くんタジタジになっちゃうくらい。 とってもすごいことになっているので、ぜひ楽しみにしてください」

 ちなみに、道長を巡って火花を散らす二人の妻、倫子、明子と、まひろの人間模様も気になるところだが、柄本いわく「道長くん、やらかしています」とのこと。「つい最近もそれに関連するシーンを撮っていたんですが、まあ彼は鈍感ですよ。それこそ三郎的部分ですね。きっと皆さんが“何やってんの!?”とツッコミを入れたくなるようなことをしたりしますが、そういったところは非常に楽しみながらやっている部分でもありますね」と視聴者の“期待”に応えるシーンを約束していた。(編集部・石井百合子)

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