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土屋太鳳「下町ロケット」以来の日曜劇場 神木隆之介主演「海に眠るダイヤモンド」斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也ら主要キャスト発表

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月18日 6時0分

 神木隆之介が主演を務める、10月期のTBS系・日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜よる9時)に、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳の出演が決定した。土屋は「下町ロケット」(2018)以来の日曜劇場、そのほかのキャストは初出演となる。

 本作は、人気ドラマ「アンナチュラル」(2018)、「MIU404」(2020)を手掛け、映画『ラストマイル』の公開が迫る脚本・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子、プロデューサー・新井順子が、初めて日曜劇場に挑む完全オリジナル作品。1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語が描かれる。

 神木が演じる鉄平は、端島生まれで端島育ちの明るく真っ直ぐな主人公。炭鉱員の家に生まれ、中学卒業後は長崎の高校・大学へと進学したが、端島のために働きたい一心で帰郷し、鷹羽鉱業で働き始めるところから物語は始まる。

 斎藤が演じるのは、炭鉱員として働く鉄平の兄・進平。鉄平の相談にも乗る頼もしい兄だが、妻が亡くなったことを認められず、帰りを待ち続けているという役どころで、初の日曜劇場出演。神木との共演は「刑事ゆがみ」(フジテレビ系・2017)以来、約7年ぶりとなる。

 杉咲が演じるのは、幼い頃から鉄平に思いを寄せる食堂の看板娘・朝子。初の日曜劇場で、貧しくも明るく健気に働くしっかり者の女性を演じる。そして、同じく日曜劇場初出演の池田が演じるのは、どこからか逃げるように端島へやってきた謎の女性・リナ。ミステリアスなリナに鉄平も魅せられ、彼女の存在が幼馴染たちの関係性を変えていくことになる。

 また清水は、小学生の頃に父の転勤をきっかけに端島にやってきた、鷹羽鉱業の幹部職員の息子・賢将役で出演。人当たりがよく抜け目のない雰囲気を持つが、温かな家庭で育った鉄平のことが羨ましく、時に劣等感を抱く複雑な役どころ。共演経験のある杉咲、池田と同じく日曜劇場出演となり、それぞれの再共演にも注目だ。

 そして土屋は、鷹羽鉱業の職員の娘、百合子を演じる。一見自由奔放に生きているように見えるが、過去の出来事からコンプレックスを抱えており、幼馴染の朝子に意地悪なことを言って衝突することも。高度成長期の端島を舞台に、神木たち6人が演じる若者たちの甘酸っぱい青春と恋模様も本作の魅力のひとつとなる。(編集部・入倉功一)

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