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爆風スランプ不朽の名曲「大きな玉ねぎの下で」神尾楓珠&桜田ひよりW主演で映画化決定

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月20日 6時0分

 人気ロックバンド・爆風スランプの名曲にインスパイアされた、神尾楓珠と桜田ひよりがダブル主演を務める映画『大きな玉ねぎの下で』が、2025年2月7日に公開されることが決定し、ティザービジュアルと特報映像が公開された。

 「大きな玉ねぎの下で」は、今年デビュー40周年を迎えた爆風スランプが、ペンフレンドの文通相手と初めて武道館で待ち合わせる、淡く切ない恋模様を歌ったバラードソング。楽曲、映画のタイトルにもある「大きな玉ねぎ」とは、日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠を指している。

 そんな楽曲を元に作られた映画で描かれているのは、手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋するラブストーリー。神尾が演じるのは、将来に希望の持てない大学4年生、堤丈流。桜田は、丈流とは対照的に自分の夢をまっすぐに追う看護学生、村越美優を演じる。

 丈流と美優は、夜はバー、昼はカフェになる「Double」でそれぞれ働いている。2人をつなぐのは、連絡用のバイトノートだけ。最初は業務連絡だけだったが、次第に趣味や悩みもつづるようになり、2人はお互い素性を知らないまま、大きな玉ねぎの下で(武道館)初めて会う約束をする。一方、あるラジオ番組では30年前の文通相手(ペンフレンド)との恋が語られていた。2組の男女は、武道館の“大きな玉ねぎの下”で出会うことができるのか。令和と平成、2つの恋の交錯も見どころとなる。

 『彼女が好きなものは』(2021)などの草野翔吾監督が、SNSで簡単につながれる時代にあえて手書きで心の声をつづりながら関係を築いていく、ノスタルジックな世界観を映像化。特報映像では、冒頭から楽曲「大きな玉ねぎの下で」をカバーした、優しく切ない歌声が響きわたる。主題歌アーティストは後日発表される。

 映画化にあたって、爆風スランプのボーカルで「大きな玉ねぎの下で」の作詞者でもあるサンプラザ中野くんは「武道館初公演の空席をこの歌で誤魔化そうと目論んだとき、39年後にこんな神展開があろうとは思ってもみませんでした。今とても幸せです」と思いをコメント。同バンドのパッパラー河合も「軽い気持ちで試写会に出かけたんですね。おったまげました。泣いてしまった自分に。友人からは『オマエは冷たいヤツだ』と言われてるんですよ。でも心が揺さぶられたんです、ホントに」と映画の出来に太鼓判を押している。

 また、映画とは全く別のストーリーで描かれる小説が8月22日に発売。著者は、本映画のストーリー原案者であり『100回泣くこと』や『トリガール!』など、映像化作品も多く排出している中村航。表紙は、まかろんKの描きおろし。さらに小学館の少女漫画誌・ベツコミ10月号(9月13日発売)で小説のコミカライズ版が4か月連続で掲載されることも決定した。キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

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