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「アンナチュラル」「MIU404」大倉孝二、毛利刑事人気を疑いつつも感謝『ラストマイル』で主要キャラに大出世

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月21日 7時32分

刈谷刑事とのコンビは

 「アンナチュラル」と「MIU404」において、毛利は西武蔵野署所属の刑事・向島(吉田ウーロン太)と行動を共にしていた。一方『ラストマイル』で巻き起こる連続爆破事件においては、警視庁捜査一課の刑事・刈谷(酒向芳)とコンビを組むことになる。相棒が変わることについて、「毛利は、塚原監督と一緒に作ってきたキャラクター。さらに言うと、向島くんと一緒に作り上げてきたキャラクターでもあります。だからこそ、今回の毛利は向島くんといる時とはまた違った感じになるのだろうと思いながら、台本を読んでいました」と不安もあったことを告白する。

 「MIU404」では第4機捜のメンバーにきつく当たっていた刈谷だが、毛利との掛け合いを通して、刈谷のチャーミングな表情が見えてくるのが実に面白い。大倉は「やはり“高圧的”というのが、キャラクターとしての刈谷さんらしい部分だと思うんです。また所轄の刑事である毛利と本庁の刑事である刈谷さんは、立場がまったく違う。そういった関係性もありながら、この2人のコンビを面白いものに見せるためにはどうしたらいいのだろうかと、2人のバランスについてはいろいろと考えました。まず酒向さんが演じる刈谷さんがいて、そこに僕はどのように存在できるかなと考えていました」とコンビ感について熟考したという。

 「酒向さんとは、撮影の待機場所もずっと同じ部屋でした。ずっと世間話をしていました」と撮影の合間には和やかな時間を過ごした様子で、「寒い時期の撮影だったので、『寒いですね』『雪が心配ですね』『撮影場所が遠いですね』なんていう話ばかりをしていた(笑)。刈谷さんとは違って、酒向さんは本当にフランクで、気さくに接してくださる方なんです」と楽しそうに振り返っていた。

ツッコミ役を認識

 満島演じるエレナや岡田演じる梨本に聞き込みをする際にもツッコミを炸裂させるなど、常にツッコまずにはいられない性格も毛利の魅力的なところだ。大倉は「今、初めてちゃんと認識しました。毛利刑事って、ツッコミなんですね」とにっこり。

 「満島さんと岡田くんは、ものすごく柔和な佇まいをされているお二人。それが芝居となると、瞬時に鋭さを発する。役になっていく集中力もすごいし、本当にカッコいいなと思いました。僕なんて、いまだにどうやって芝居をしたらいいかわからないですから。撮影に入る時には、いつも緊張しています」と苦笑いを浮かべつつ、「完成作を試写で観た時、『みんな、本当にいい芝居をするな』と思ったんです。『役者って、すごい』と思うような場面ばかりでした」とすばらしい共演者と過ごす時間は、刺激的なものだという。

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